ジャンプに令和の黄金期が到来!? 新連載4連続ヒットに「ハンタ」なども絶好調

ジャンプに令和の黄金期が到来!? 新連載4連続ヒットに「ハンタ」なども絶好調

ジャンプに令和の黄金期が到来!? 新連載4連続ヒットに「ハンタ」なども絶好調 (C)PIXTA

長らく“冬の時代”と囁かれてきた『週刊少年ジャンプ』だが、ここにきて待望の黄金期が訪れたかもしれない。11月から次々と始まった新連載が好評を呼んでいる上、既存の連載陣もあらためて大きな注目を集めている。

新連載ラッシュで久しぶりの大当たり?

ここ一カ月の「ジャンプ」では、「新連載4連弾」と題して次々と連載がスタート。まずは『タコピーの原罪』で一躍ブームを起こしたタイザン5の新連載『一ノ瀬家の大罪』が、その衝撃的な設定で話題を呼んだ。

それに続いて、〈物語〉シリーズでお馴染みのカリスマ的小説家・西尾維新が原作を手掛ける『暗号学園のいろは』、林聖二によるギャグ漫画『イチゴーキ!操縦中』も連載が始まり、いずれも悪くないスタートダッシュを切っている。

そして12月5日発売の「ジャンプ」1号では、第4弾として江ノ島だいすけのダークファンタジー『人造人間100』が連載開始。同作は不老長寿の血を引く少年・八百あしびと、美しくも強力な人造人間による旅路を描いた物語だ。

新連載4連弾のラストを飾る新連載も好調らしく、読者からは《人造人間100めちゃくちゃ面白いやん》《ジャンプの新連載は今回の「人造人間100」が一番好き》《新連載の人造人間100が本当に面白かったので全人類見てほしい》と上々な反応が上がっている。

ハンタ復帰で転換期に

2022年の新連載といえば、これ以前にも落語漫画『あかね噺』や『ギンカとリューナ』がヒットしている。長期休載中の『ルリドラゴン』もあり、今年度の新作は豊作となりそうな予感だ。

その一方で、既存の連載陣も負けてはいない。今年10月には、約4年ぶりに『HUNTER×HUNTER』が連載再開。読者人気が高い「幻影旅団」の過去編が描かれ、ファンの熱狂はピークに達している。

ほかにも劇場アニメが大ヒットした『ONE PIECE』と『呪術廻戦』。2023年にアニメ化される『アンデッドアンラック』『マッシュル-MASHLE-』、今後有望な『SAKAMOTO DAYS』に『アオのハコ』など、どこをとっても盛り上がりに事欠かない。

現在の「ジャンプ」を歴代でもトップクラスと評価する人も多く、《新連載本当に全部面白いんだけどジャンプ黄金期来た?》《ジャンプ今黄金期だろ》《今週のジャンプは全部みたけど個人的に黄金期って感じ最近ガチで面白い》といった声が上がっている。

長い歴史の中で、暗黒期と黄金期を繰り返してきた「ジャンプ」。令和に迎える黄金期は、いくつ名作を生み出してくれるのだろうか。

文=野木

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Benzoix / PIXTA