自称サッカー通が“手のひら返し返し返し返し返し”達成!? 呆れ声も…

森保一 

森保一 (C)RedCap / Shutterstock

色々と波乱はあったが、なんだかんだで過去最高レベルに順当な結果に落ち着いてきているサッカーワールドカップ・カタール大会。

この大会では、自称サッカー通なネット民の〝手のひら返し〟が大きな話題に。なんとわずか数週間の間に、計5度も手のひら返しがあったという。

まずは〝アジア枠〟をめぐる問題。FIFAランキング上位のイタリア代表がW杯への出場権を逃したことから、サッカー通たちは〝アジア枠減らせマン〟に変身した。

レベルの低いアジア枠を削って、欧州に枠を明け渡すべきだと指摘。なお、アジア枠すべてを与えても、イタリア代表は出場できたかどうか怪しいほど、早々に予選で敗退している。

そして本番では、サウジアラビア、日本、韓国が、格上相手を打ち負かすジャイアントキリングを達成した。

アジア勢が過去最高の結果を残したことで、〝アジア枠減らせマン〟は手のひら返しでアジアを称賛。代わりに北中米を叩いた。

手のひら返しは盛り上がった証拠?

また、日本代表をめぐっては、下馬評を覆して初戦のドイツ戦に勝ったことで〝1度目の手のひら返し〟が発生。森保一監督を称賛した。

だが直後、コスタリカに負けたことで〝2度目の手のひら返し〟が発生。森保監督をボロカスにバッシングした。

しかし、そこからスペインに勝ったことで、〝3度目の手のひら返し〟で大称賛することに。

その後、クロアチア戦でPK戦の末に負け、PKの内容をめぐってボロカスな批判が寄せられた。

だがここでも、サッカー通が崇めているスペイン代表がもっとひどい内容でPKに負けたため、〝4度目の手のひら返し〟が起こったのだ。

アジア勢に対する手のひら返し、そして日本代表への4度もの手のひら返し…。

華麗なる変わり身の早さに、ネット上からは

《手のひら返し返し返し返しが始まるぞ》
《起きたら日本負けてた。国民の手のひら返し返し返し返し返し怖すぎ》
《にわか解説者や、にわかサッカー通の手のひら返しが激しくて笑うしかない》
《日本代表のPK批判してた人たち、スペインのPK見て手のひら返ししてて滑稽》
《今回のW杯で日本の皆さんが手首もげそうなくらい手のひら返しするの得意なのだけはよーくわかりましたね》

といった声があがっている。

「手のひら返しを批判する人がいますが、手のひら返しなんて当たり前。そもそも、スポーツというエンターテインメントを観ているというのに、なぜいちいち感情を抑制しなければならないのか。手のひら返しを禁止すれば、大会が盛り下がるだけです」(スポーツ誌記者)

手のひら返しの回数の多さこそ、大会が盛り上がった証だと胸を張ってもらいたい。

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