広瀬すずの新ドラマが放送前から大荒れ! 主題歌ニオわせに一部オタクが発狂

(C)Matteo Chinellato / Shutterstock

俳優の広瀬すずと『King&Prince』の永瀬廉が初共演するドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)が、来年1月期に放送される。

12月7日に新キャストが発表されたのだが、その内容そっちのけで、主題歌を巡って一部のネット民がザワついているようだ。

ドラマの主人公は、九州の片田舎で育った娘・浅葱空豆(広瀬)。幼なじみの婚約者を追いかけて上京し、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と出会う。

さまざまなことに折り合いをつけながら、東京で下宿生活を送る2人のラブストーリーで、脚本はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』などを手がけた北川悦吏子氏が手掛ける。

広瀬のTBS連ドラ初主演に加え、これまで永瀬は本格ラブストーリーの経験がなかったことから、早くも期待が高まっている。

一方で、問題になっているのは、ドラマの主題歌だ。

まだ公式アナウンスはないものの、11月25日に開設された公式アカウントSNSが投稿した情報解禁カウントダウン動画に、『ヨルシカ』の楽曲が使われていたことから、彼らの楽曲が主題歌に起用されるウワサが浮上している。

また、新キャスト発表と同時に公開されたティザー映像のイントロでは、ボカロP・n-buna(ナブナ)が「ヨルシカ」結成前に作詞・作曲・編曲を手掛けた初音ミクのオリジナル楽曲『夜明けの蛍』と思われる音楽が使われていたのだ。

ボカロ文化の栄光を守りたいオタク

「5年前にYouTubeで公開された『夜明けの蛍』の動画は、現在までに1500万回以上も再生されています。今回のドラマで、『夜明けの蛍』が『ヨルシカ』としてセルフカバーされる説が浮上。この楽曲は、初期ボカロに見られた淡々とした歌声が特徴で、ファンからすれば、思い出をぶち壊された気持ちになっているのでしょう。この曲についてはさまざまな解釈が飛び交っていますが、『この曲は恋愛ではない』とする声も多数あります」(エンタメ誌ライター)

今回のティザー映像解禁で〝夜明けと蛍〟がSNSでトレンド入りしたことに、ボカロファンからは

《夜明けと蛍が何かの曲になってしまうの、情緒狂わされるな 複雑な気持ち》
《空気感が好きだからすごく微妙。あの曲だから漂う絶妙な哀愁とか夏の物悲しさとか儚さとかが、どうにかできると思えないから嫌》
《恋愛ドラマの主題歌で流れたってあって、はァ???? 恋愛ドラマ???? 解釈違いです、はい》
《恋愛ドラマってどういうこと? もしそんなことがあるならナブナファンとしては、アニメが実写化されることの数億倍許せないことなんだが》
《解釈違いすぎて無理 それでゆるふわ頭の陽キャ共に恋愛の歌とか言われだしたら発狂するわ》
《なんか出世したらしい喜びと恋愛ドラマに組み込まれる圧倒的解釈違いの苦しみのジレンマ》

など、拒絶反応が起きている。

北川氏は、11月26日にツイッターで《主題歌、号泣》《しばらくだけ、幸せの中にいよう。あんな素敵な主題歌が来た幸せの中にいよう》とツイートしている。

どうやら大物アーティストである可能性も高いが…。多くのファンが残りの情報解禁を心待ちにしていることだろう。

【あわせて読みたい】