史上稀に見る駄作と評されている本田翼主演のドラマ『君の花になる』(TBS系)。
12月6日に放送された第8話では、主人公カップルのナメた言動に、視聴者のみならずアイドルファンからも呆れる声が続出している。
主人公の仲町あす花(本田)が、高校教師を退職した後、7人組ボーイズグループ『8LOOM(ブルーム)』の住み込み寮母となり、ともにトップアーティストになる夢に向かっていくストーリー。
グループのリーダーでかつての教え子・佐神弾を高橋文哉が演じている。
第8話で「8LOOM」は、テレビ出演の依頼がひっきりなしに舞い込み、全国ツアーの開催も決定するなどノリに乗っていた。
一方、あす花と弾は相手の頑張ったところを褒め、手に花丸を書き合うという〝花丸の関係〟に。
弾からの提案で、この関係は週に一回、寮の屋上で行うようになっていた。
この関係はすぐ他のメンバーにバレてしまうが、弾の「あいつが好きだ」という宣言によって、メンバーは口々に「応援する」とアッサリ祝福するのだった。
しかし、とある屋外撮影でいつも通り花丸を書き合う2人の写真が週刊誌に報道され、「8LOOM」ファンが激怒。
これからというときに熱愛発覚が取り沙汰され、グループはピンチに陥るのだった。
アイドルファンは“勝手に解釈”しがち?
「もともと寮母×アイドルというカップリングに無理がある上、デビューする前からイチャイチャが止まらない2人に、もはやツッコむ元気もありません。
11月9日放送の第4話で、屋外でハグした際も、ネット上では『アイドルとしての自覚がない』『人に見られている意識なさすぎ』などと呆れる声が続出しました」(芸能ライター)
同作はアイドルドラマを謳っているにもかかわらず、現実のアイドルファンの反感を買うことばかりをしている。
さらに第8話では、熱愛疑惑を受けて弾とあす花をバッシングする世間・アイドルファンを、〝勝手に拡大解釈して騒ぐやっかいな連中〟と表現したのだ。
これにネット上では
《ティアラからしたら、めっちゃドキッとしたし胸が痛い…》
《ファンが勝手に解釈して拡散されていくって…なんかドキッとした…》
《すべてをニュースに絡めて勝手に解釈され、拡散されていく。完全に今のティアラだよね》
《勝手に解釈する世間が悪いみたいにするなてw 間違いなく当事者だよ》
といった声があがっている。
「アイドルファンを舐めているとしか思えません。この脚本は基本的に、アイドルがなんたるかをわかっていません。〝アイドル愛〟がないのです。
『AKB48』岡田奈々の熱愛騒動や、『King & Prince』の脱退騒動で燃え上がっている界隈に、油を注いでいますね。ティアラはこのドラマが、自分を批判しているのではないかとショックを受けていますよ」(ジャニーズファン)
一体これは、どこへ向けて発信しているドラマなのだろうか。