六角精児『相棒』降板理由は? 同局の高視聴率ドラマに出演した裏事情

水谷豊 

水谷豊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優・六角精児がドラマ『相棒』(テレビ朝日系)を降板した理由が、いま改めて取り沙汰されている。

過去に、自ら〝拘束期間が長い〟と笑いを交えながら説明したこともあったが、やはり主演の水谷豊と〝ケンカ別れ〟したのではないかという情報が持ち上がってきたのだ。

「六角は『相棒』で、警視庁特命係の杉下右京(水谷)を助ける鑑識課の米沢守役を演じ、シブい人気があった。現在放送中の『相棒 season21』では、新相棒に初代相棒の亀山薫(寺脇康文)が復活。平均視聴率14%台をキープして独走状態です。

米沢は鑑識課から警察学校に異動。『相棒 season16』で降板したのですが、『相棒 season20』ではゲストで復帰。それは布石で、今回から完全復帰するのではないかという見方も出ていたのです」(女性誌記者)

そもそもを振り返ると、なぜ六角はドラマから消えたのか。

「当初は4代目相棒・冠城亘役の反町隆史と不仲で、演技にも不満。イヤ気が差して降りたといわれました。ところが降板後、それは一因でしかなかった。本筋は別にあったのです」(同・記者)

『相棒』のために時間を割くことはできない…

六角は鉄道マニアで〝撮り鉄〟であることはよく知られている。

「酒好き、撮り鉄にからめて、各地を旅することを楽しみにしていたというのです。ドラマは反町に代わって視聴率がどんどん落ちていった。

そこで水谷は『相棒』優先の活動をするように、六角ほかスタッフへ高圧的に指示したといいます。それに六角は不満。リタイアに至ったようです」(同)

六角が〝拘束期間が長い〟と言ったのは、自分の趣味を優先したかったことの裏返しでもあったのだろう。

「水谷がいくら実力者だったとしても、六角もひとかどの俳優。『相棒』シリーズのために、何から何まで時間を割くことはできないということですね。結局、物別れの末に、もうレギュラーでは出ないということになったのです」(同)

しかし六角は、12月8日に最終回を迎え、全話平均で12%近くの高視聴率を記録したドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)に〝尊大スーパードクター〟として出演していた。

「『相棒』も『――ナース』も同じテレ朝系での放送ですが、六角が『――ナース』に出て、同じ局の『相棒』に出てくることは、常識的に考えられない。やはり水谷とは決別。もうレギュラーはないということでしょう」(テレビ朝日関係者)

米沢さんを見ることはもう無理か!?

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