地上波ドラマに“声優枠”がある? ちょろいオタク釣りでコスパ抜群

平野紫耀 

平野紫耀 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

12月9日、ジャニーズグループ『King & Prince』の平野紫耀が主演を務めるドラマ『クロサギ』(TBS系)の第8話が放送された。

この回では、人気声優がゲスト出演。これによって、TBS金曜ドラマに〝声優枠〟があることが確定したようだ。

第8話にゲスト出演したのは、声優の津田健次郎。主人公の黒崎高志郎(平野)は、宝条(佐々木蔵之介)をターゲットにして動いており、〝宝条帝国〟と呼ばれる裏金作りのための資金源のひとつに、宇佐美孝也(津田)が理事長を務める医療法人があるという情報を得る。

黒崎は色仕掛けで宇佐美の妻に近づき、宇佐美から多額のお金を騙し取ることに成功。さらに、宝条との関係も問いただすのだった。

「津田は、昨年秋放送のTBS金曜ドラマ『最愛』にも出演していました。これで、同枠に出演するのは2回目。スタッフに気に入られているようですね」(芸能記者)

実はこの枠には、津田以外にも多くの声優が出演している。

声優を出せば確実にトレンド入り

「前クールの『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』には、人気声優の宮野真守が出演しています。昨年春クールの『リコカツ』には、『美少女戦士セーラームーン』声優の三石琴乃が出演。この2年で、8本中4本に声優が出演しているのです」(同・記者)

声優を出演させると大きなメリットがあるという。

「どんなにチョイ役であったとしても、オタクが見つけてくれて、大声をあげて騒いでくれるので、簡単にツイッタートレンド入りするのです。実際、『クロサギ』第8話も、しっかりトレンド入りしていましたからね。

しかし、現在放送中のTBS火曜ドラマ『君の花になる』には宮野がレギュラー出演していますが、トレンド入りしたのは初回と、BL設定が発覚したときだけ。

レギュラーキャストにするとインパクトが薄れるので、このようにゲストで使うのが効果的なようです」(同)

声優は〝使い捨て〟のように雑に扱われていくのだろうか…。

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