『アトムの童』最終回が台無し…意味不明な4分間の回想「尺調整がバレバレ」

山﨑賢人 

山﨑賢人 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優の山﨑賢人が主演を務める日曜劇場『アトムの童』(TBS系)の最終回が、12月11日に10分拡大で放送された。

しかし、せっかく拡大した10分間の演出をめぐり、視聴者からは「有意義に使ってよ!」と呆れ声が続出している。

主人公は「ゲーム業界のバンクシー」と称された、謎の天才ゲーム開発者・安積那由他(山﨑)。最終回では、那由他が因縁の相手「SAGAS」を助ける展開に。

「SAGAS」社長の興津(オダギリジョー)不在で開かれた株主総会では、会社を乗っ取ろうとしている「宮沢ファミリーオフィス」が優勢になる。

劣勢を強いられる那由他だが、そこに「SAGAS」有力株主・伊原(山崎努)が登場。

実は視力を失いかけている伊原は、那由他の「ゲームのなかでは、生まれた環境や性別や年齢などは関係なく、平等に交流し遊ぶことができます。体のハンデも同じです」という演説に感銘を受ける。

その結果、ほかの株主たちの賛同も得て、なんとか「SAGAS」は守られるという展開となった。

謎すぎる4分間の回想シーン

「拡大10分と謳っていたにもかかわらず、終盤に、1話からこれまでの名セリフを繋げただけの回想シーンが約4分間もダラダラ垂れ流されました。

しかも話の流れを一切無視した回想で、視聴者の多くが『なぜこのタイミングで回想?』と疑問に思ったことでしょう。

最終回だけを観た人はもちろん、これまで放送を追っていた視聴者も、理解できずに置き去りにされました。もはやただの〝時間稼ぎ〟という印象さえ受けます」(芸能ライター)

こうした演出をめぐり、ネット上では

《回想並べてまで無理に10分拡大にしなくても…って思ってしまった》
《最終回10分拡大を謳いながら、明らかにやることがなくてダイジェスト映像などで10分以上ダラダラと時間稼ぎするアトムの童…何なんだ》
《ちょっと最終回でこんなに長く回想シーン流すの意味わからんのだが!? せっかく拡大された10分有意義に使ってよ!》
《最後10分拡大したのほぼダイジェスト分じゃね? まあ、イケメン2人見返せていいのですが》
《ラストなんて10分拡大したのに無駄な描写多いし、回想シーン長いので尺調整がバレバレ》

などとガッカリする声が多くあがっている。

来期の日曜劇場に期待しよう。

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