お茶の間うんざり…『舞いあがれ!』目黒蓮&福原遥“カップル成立”も共感できず

福原遥 

福原遥 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

12月15日放送のNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、主人公の岩倉舞(福原遥)と同期の柏木(『Snow Man』目黒蓮)が初デートへ。

どうやら両想いであることが判明したようだが、視聴者からは演出をめぐって疑問の声があがっている。

これまでの放送で舞は、北海道・帯広で行われた5カ月間のフライト課程を修了。次は宮崎に戻って、より高度なフライト訓練に進むことになった。

その夜、同期たちが慰労会で盛り上がるなか、柏木は舞を「明日、空いてるか? 2人でどこかに行かないか?」とデートに誘う。

翌日、2人は公園デートへ。花畑に見惚れていると、柏木は真剣なトーンになり「これからも一緒に飛びたいと思ってる。俺は岩倉が好きだ」と2度目の告白。

舞も「私も…柏木さんが好きです」と笑顔で応え、想いが通じ合った2人はそっと手をつなぐのだった。

日本ドラマのダメなあるある…

「まさか舞も柏木のことが好きだったとは…。なにせ、13日の放送で舞は柏木に突然ハグされた際、人前であることを気にして拒否したのですが、その顔は周囲に見られて気まずいというよりも〝本気で柏木を受け付けない〟といったように眉間にしわを寄せていたのです。

そもそも、柏木の長所がほとんど描かれていないため、視聴者からは『舞ちゃんが柏木を好きになる過程ってなんかあったっけ?』『わからない…舞ちゃんが柏木のどこに惹かれたのか』などと困惑する声が相次いでいます」(芸能ライター)

しかし、こうした展開はほかの作品でも頻繁に起きている。いわば、日本ドラマのあるあるなのだ。

「最近では『着飾る恋には理由があって』(2021年4月・TBS系)や、『持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~』(2022年4月・TBS系)も、なぜ主人公カップルが惹かれ合うのかが不明で、多くの視聴者を困惑させていました。

そして最終的に言われるのが、『長所は〝顔だけ〟』なんて揶揄。『舞いあがれ!』もこれとまったく同じです。

ルックスの良い芸能人でしか成り立たないストーリーだらけで、視聴者はウンザリしていますよ」(前出のライター)

惚れた人にしかわからない魅力があるとしても、ドラマらしく、そこを描いてほしいものだ…。

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