『ONE PIECE』ゴリ押しでAdoにブーイング…「音声が流れてるだけ」

(C)Morumotto / Shutterstock

大ヒットアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』のヒロイン・ウタの歌唱パートを務めているアーティストのAdo。

彼女が扮するウタが数多くの音楽番組に出演しているのだが、ここ最近、そんな状況にウンザリしている人も少なくない。

ウタは現在、人知れず『UTA TV LIVE TOUR』を開催している。この企画は、ウタが毎回異なる衣装に身を包み、6つの音楽番組やイベントへ出演する様子をツアーに例えたもの。

ツアー初日は、12月14日に放送された『2022 FNS歌謡祭』第2夜(フジテレビ系)。「ウタ from ウタワールド」と題して楽曲『新時代』『逆光』『世界のつづき』の3曲メドレーを披露した。

ウタが数多くのテレビ番組に出演する理由は、やはり「FILM RED」の興行収入をアップさせるためだろう。しかし、Adoの活動姿勢に疑問の声が…。

Adoが『ONE PIECE』を踏み台に?

ネット上には、

《顔出しも生歌もNGで、生放送番組では事前収録音源とMV使って、ウタの曲を自分の半生の曲にして歌ってるのは流石に作品を舐め腐ってる。 Adoにとってワンピースは踏み台なのか?》
《今年の映画が好評なのはシャンクスがかなり重要な役で登場するからであって、何でもかんでもAdoのおかげ!みたいにされるのは普通にむかつく》
《もうAdoちゃんのウタ見飽きすぎて、同じ音声が流れてるだけなのに何で毎回やるんだろ。本人歌唱じゃないと流石にきついよ》
《Adoたん、生歌顔出しNG、ぴえん病みツイbotよな。叩かれどころありすぎて、こんなにフルコンボなやつおる?と思ってしまう》
《顔出しナシでイイからAdo生歌唱してほしい。ライブ会場のステージを遠くから映して生中継出演とかでもイイじゃないかよ》

などの声が続出している状況だ。

「現在公開中の『ONE PIECE FILM RED』は興行収入180億円を突破する大ヒットを記録していますが、この成功はAdoなしには語れません。

原作の『ONE PIECE』はすでに100巻を超えており、同作を全く知らない人が一から読むには少しハードルが高い状況。しかし今回の映画では〝Adoが歌っているから〟という理由で、『ONE PIECE』を知らない人たちも劇場へ足を運んでいました。

つまり新規客の獲得は、Adoのおかげで成り立っているといっても過言ではないのです」(アニメライター)

テレビのゴリ押しにウンザリする気持ちもわかるが、それは大人の事情。きっと彼女も辛い立場なのではないだろうか。

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