『水ダウ』つまらなすぎて炎上! 松本人志も苦笑い…今週のテレビ事件簿ランキング

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

今週もさまざまなバラエティ番組やCMが話題となったテレビ業界。旬の話題をお届けする『まいじつ』の読者に、今週もっとも注目された、バラエティ番組やCMのランキングと記事をご紹介します(12/15配信まで、独自ポイントで集計)。

1位 水ダウ : 『水ダウ』つまらなすぎて炎上! 松本人志も苦笑い…「怒りが顔に出てる」 654pt.

『水ダウ』つまらなすぎて炎上! 松本人志も苦笑い…「怒りが顔に出てる」

2位 FNS歌謡祭 : 『FNS歌謡祭』2.5次元アイドル登場にオタクもドン引き「恥ずかしくなる」 281pt.

『FNS歌謡祭』2.5次元アイドル登場にオタクもドン引き「恥ずかしくなる」

3位 THE W : 『THE W』女性芸人のお下品ネタが波紋! ファンが場外乱闘「めっちゃ不快」 55pt.

『THE W』女性芸人のお下品ネタが波紋! ファンが場外乱闘「めっちゃ不快」

4位 ガチャピン : ガチャピン・ムックの“声変わり”に困惑! 8年経過もいまだ馴染まず… 6pt.

ガチャピン・ムックの“声変わり”に困惑! 8年経過もいまだ馴染まず…

5位 めざまし8 : 水木一郎さんへの追悼コメントカット…『めざまし8』に「ものすごく失礼」 5pt.

水木一郎さんへの追悼コメントカット…『めざまし8』に「ものすごく失礼」

2.5次元アイドル登場にオタクもドン引き

今週もっとも衝撃的だったのは、バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にまつわる話題。

企画の劣化ぶりとグダグダ感が強く、スタジオは地獄の空気に。視聴者からも「マジでつまらない」「お蔵入りにしろ」とクレームが殺到しています。

今回放送されたのは「芸人が今までで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い説 第6弾」。第6弾という名の通り、この説は恒例企画となりつつあります。

VTRに入る前、『ダウンタウン』松本人志は「まだまだあるでしょうね。昔のVTRを勝手に使ったらいいだけだから、お金も全然かからないだろうし」とイジりました。

そしてVTRパートがスタート。まずはピン芸人のおいでやす小田が登場し、20数年前に見たというバラエティー番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)の一幕をチョイス。

東野幸治がアイドルとプロレスしてボコボコにされ、思わず嘔吐してしまうというシーンを紹介しました。VTRが流れると、当時を懐かしみながら松本や浜田雅功が自然と笑顔に。

次に登場した『ナイツ』塙宣之は、〝ささやき女将〟で話題になった船場吉兆の謝罪会見をチョイス。さらに、もう中学生は『ダイアン』津田篤宏が、共演者にイジられまくって発狂するシーンをチョイスしました。

しかしこの段階で、VTRを見るスタジオ出演者が露骨に愛想笑いに…。

「『天竺鼠』川原克己は、ピン芸人・宇都宮まきのインスタ動画をチョイスしましたが、これがスタジオで猛烈にスベって、出演者は『いやいやいや…』『シュールやなぁ…』と完全に苦笑い。誰もフォローすらできていませんでした。

続くピン芸人のみなみかわも、同じ事務所の売れてないベテラン芸人のVTRをチョイス。川原同様に完全に内輪ノリで、VTRを見ている松本は『そっかぁ』と呆れていましたね」(芸能記者)

ずっとスタジオが凍り気味だったこの企画は、当然視聴者からの評価も最悪。

ネット上では

《芸能人が面白いと思うものは面白くない説》
《こういう時に身内ウケあげるのやめーや》
《川原は変わり者アピールしたいだけじゃん…》
《この説ほとんど笑えないネタばかり。芸人風情が意識高い感じを醸し出して鼻につくし、ほんまつまらん》
《仲間内のノリおもしろいっすねー》
《もうネタ切れだなこの企画》
《知り合い補正ある話しちゃダメやぞ》
《こんなのテレビで流す価値ねえよ》
《これで笑ってる俺カッケーってのがクソうざい》
《まっつん怒りが顔に出てるよ》

と批判が殺到していました。

続いては、12月8日に放送された『2022 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)にまつわる話題。注目を集めたのは、いわゆる2.5次元舞台と言われるミュージカル『刀剣乱舞』より出演した『刀剣男士 team江』です。

ウィッグやメークを施してキャラになりきった6人組が、劇中歌『STARTING NOW』を披露しました。

しかし、会場であるグランドプリンスホテル新高輪・飛天の間は、オーケストラや多くの大物ミュージシャンが集い、ディナーショーのような厳粛な雰囲気。

2次元から飛び出したかのような6人は、浮きに浮きまくって異彩を放っていたのです。

元はミュージカルとあって、披露した歌も舞台を思わせるような楽曲だが、そもそも〝刀を擬人化〟という設定のため、一流アーティストたちの歌謡ショーという空気は完全に破壊されてしまいました。

オタクを取り込もうと媚びたキャスティングをしたのでしょうが、その狙いは完全に失敗。異質で不気味…といった負の感情で一般視聴者を興ざめさせる結果に。

ネット上には

《恥ずかしくなるのは、なぜだろう…》
《きついなあ…ほかのアニソン歌番組やって、そっちでやっとけばいいのに》
《ひょろひょろダンス…》
《コスプレーヤーにしか見えない》
《いろんなエンタメの世界があるもんだ》

などとドン引きする声が相次いだ。

また、オタク文化に理解のある視聴者も

《オタク文化が一般人の目に触れるのが共感性羞恥で無理すぎる》
《どうしても突然一般の場にコスプレイヤーが!? みたいな気持ちになっちゃう》
《歌謡祭とか一般人でも見る番組に刀が出るの個人的には「キッツ…」としか思わなった》
《乙女ゲーム好きだけど実写化は求めない派 これ見てその気持ちは間違ってなかったと確信した》

など苦言を呈しています。

果たして、来週はどんな事件が起こるのでしょうか。

【あわせて読みたい】