BiSH“解散商法”もダダ滑り…話題特化型アイドルグループの悲惨な現在

(C)B-D-S Piotr Marcinski / Shutterstock 

アイドルグループ『BiSH』の解散が間近に迫っているが、いまいち盛り上がりに欠けているようだ。

BiSHは2022年の1月から12カ月連続でCDをリリース。12月21日には、ラストを飾る最新シングル『ZUTTO』がリリースされる。

12日には同曲のMVがYouTubeで公開されたほか、今年10月に開催されたBiSH史上最大規模の野外ワンマンライブの映像化が決定。解散に向けて精力的に活動している。

「彼女らの活動に反して、ミュージックビデオの再生回数は伸び悩んでいます。『ZUTTO』のMVは、公開から4日目の16日時点で22万回再生程度。

12カ月連続リリース第11弾として発表された『脱・既成概念』も、公開から約1カ月で30万回再生に届いていません。

決して再生回数が少ないわけではありませんが、彼女らの代表曲『プロミスザスター』『オーケストラ』『My landscape』などはいずれも1000万回再生を超えています」(芸能ライター)

炎上商法はナシ? 静かなまま解散か

かつては「楽器を持たないパンクバンド」というキャッチコピーで、アイドル界に旋風を巻き起こしていたBiSHだが、それも今や昔の話。

ここ最近はオワコン化が加速していると、一部界隈で囁かれているという。

「BiSHといえば、昨年放送された『NHK紅白歌合戦』での炎上が印象的です。出場者発表会見で男性器の名称を叫んだり、放送当日に男性器を模したデザインの衣装を着用したり、とにかく悪目立ち戦略を徹底しました。

ファンはこれらの言動に『そこにシビれる! あこがれるゥ!』と興奮していましたが、一般知名度は低いため、ダダ滑りするだけの結果に。

その直前までは芸能人がファンを公言するなどゴリ押しの構えだったのですが、一気に沈黙。さらに、気の早い解散宣言には『嵐レベルじゃないのになぜ?』と疑問の声が続出しました」(同・ライター)

昨年の一件があったせいか、今年の紅白は残念ながら落選。メンバーのセントチヒロ・チッチは《紅白悔しい》とツイッター上で悔しさを滲ませていた。

このまま進めば、BiSHの終わりは予想以上に静かなものになってしまう。果たして彼女たちは来年、有終の美を飾れるのだろうか。

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