あいみょん、福山雅治の無駄遣い!? 2022年ドラマの衝撃の主題歌集

あいみょん 

あいみょん 画/彩賀ゆう 

さまざまな名作ドラマが生み出された2022年。しかし作品自体は高評価でも、「主題歌が全く合っていない」と物議を醸したり、作品がダメ過ぎて「せっかくの良い曲が台無し」と批評されたり…。その例をいくつか紹介していこう。

まずは、2022年春に放送された二宮和也の主演ドラマ『マイファミリー』(TBS系)。

主人公の鳴沢温人(二宮)はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている『ハルカナ・オンライン・ゲームズ』のCEO。湘南・鎌倉に家を構え、妻の未知留(多部未華子)、娘の友果(大島美優)と3人で暮らしているが、連続誘拐事件に巻き込まれてしまう…という内容だ。

「同作の主題歌は、シンガーソングライター・Uruの『それを愛と呼ぶなら』。いかにも日本人が大喜びしそうなスローテンポで感動的っぽい歌です。

Uruは2020年の冬ドラマ『テセウスの船』(TBS系)でも主題歌を担当しており、日曜劇場とタッグを組むのはこれで2回目でした」(芸能記者)

しかし番組視聴者からは、作品と主題歌が合っていないとの声が相次いだ。

ストーリーがハチャメチャなのに、最後に感動的な主題歌で強引に泣かせようとする演出が不評で

《ウルの歌だけで泣かせるのやめてくれない》
《このドラマにこの歌は合わない気がするんだけど》
《主題歌なんか泣かせに来てるの?w》
《話に合ってないよね?》

といった指摘が寄せられたのだ。

あいみょんの曲とドラマの人間関係が真逆過ぎる

続いては、同じく22年春に放送された広瀬アリスの主演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)。

同作の主題歌は、シンガーソングライター・あいみょんが歌う『初恋が泣いている』だったのだが…。

「あいみょんが起用されたのは、ドラマプロデューサーの熱烈オファーがあったから。『ドラマの企画段階から、主題歌は絶対にあいみょんさんにお願いしたいと思っていました。恋する女子たちの、現代の代弁者とも言えるあいみょんさん』というコメントが発表されています。

しかし肝心のドラマが現代女子の恋を描いて全く描いておらず、加齢臭全開のトレンディーかつ下品なドラマだったのです。出てくる女性は全員〝ヤったか〟どうかばかりを話す品の無さ。

男性もほとんどサイコパス。〝初恋〟を歌った曲が合うわけありませんでした」(同・記者)

ネット上でも評価は最悪で、

《あいみょんの曲と恋マジの人間関係が真逆過ぎるワww》
《あいみょんの無駄遣い←視聴者全員の感想》
《あいみょんはどんな気持ちで恋マジ見てるんやろ》
《曲が合わな過ぎてわらう》

といった声があがっていた。

最後は、2022年秋に放送された清原果耶主演ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)だ。

主題歌は福山雅治書下ろしの『妖(あやかし)』だった。

「ドラマ内で悲しい事件を解いた後の余韻に浸っている中、突如大音量で男性たちの『ハッ! ハッ! ハッ! ハッ!』というおどろおどろしい合唱が流れ始めました。

なんとこれが『妖』のイントロ。そこから福山によるクセが強い、ねっとりした歌が続くのですが、とにかく曲の主張が激しすぎると話題になりましたね」(同)

ドラマとのタイアップは、今も昔も曲のヒットに大いに関係する。上手く相乗効果を狙ってほしいものだ。

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