韓国人「核・ミサイルの恐怖よりあしたの生活」という本音

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先ごろ公表された韓国の調査会社『ギャラップ・コリア』によると、韓国人の58%が朝鮮半島で再び戦争が起きるとは思わないという調査結果だったという。同調査が1992年に開始されて以来2番目に高い「朝鮮戦争はない」割合だ。

実際、韓国の国民が戦争の脅威にますます無関心になっていることを示す証拠もある。市民防衛訓練はほとんど無視され、世論調査では、軍事衝突が起きると考えている人は四半世紀前と比べて減少している。

また別の調査では、戦争が起きると予想する韓国人の割合は、調査開始以降減少し続けており、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がミサイル発射実験を繰り返しているにもかかわらず、最新の調査では37%にまで落ち込んでいる。

「朝鮮戦争(1950~53年)では平和条約は結ばれておらず、休戦協定で終わりを迎えています。つまり韓国と北朝鮮は厳密に言えば、いまでも戦争状態にあるのです。しかし、多くの韓国人は『朝鮮戦争は終わっていないと言われても戦争を見たことがないから曖昧な現実としか映らない』とか『ソウルが火の海になると言われても、わたしには実感がない。友人たちも皆そんなことより、あしたの仕事のことを心配している』というような声が圧倒的なのが韓国の現状です」(大手紙元ソウル支局長)

 

失業率も自殺率も高い韓国

敵対的でいまや核武装している隣国との戦争の脅威にさらされて、何十年も暮らしている韓国の一般市民の大半の心配事は、仕事や経済などのより日常的な事柄だ。

「ハイテク中心で輸出主導の韓国経済は、成長の回復が遅れ、経済減速が長期的な傾向となると懸念されています。雇用の安定も懸念材料です。韓国の非正規雇用者数は、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の2倍に上り、若者の失業率は2013~16年にかけて4年連続で上昇しているからです」(同・局長)

しかも韓国の自殺率は、2015年にはOECD加盟国の中で最も高い数値を示した。

「2015年の韓国の自殺率はアメリカの2倍以上、イギリスのほぼ4倍です。精神科医院のストレス管理部門や教会を訪れる人が増えています。あるメソジスト系教会の牧師は、『北朝鮮からの災いよ、来ないでくれ』と祈る人々が増えたと教えてくれました」(同・局長)

祈ったところで金正恩委員長の核ミサイル開発は止まらない。

 

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