今週もさまざまなバラエティ番組やCMが話題となったテレビ業界。旬の話題をお届けする『まいじつ』の読者に、今週もっとも注目された、バラエティ番組やCMのランキングと記事をご紹介します(12/22配信まで、独自ポイントで集計)。
1位 FNS歌謡祭 : 『FNS歌謡祭』女性声優の“アイドルユニット”にドン引き「そりゃ病むわ」 377pt.
2位 池田エライザ : 池田エライザと共演NGじゃなかった?『ゴチ』のゲストに驚きの声 305pt.
3位 格付けチェック : 『格付けチェック』名物キャラ不在に落胆…「降板?」「もう無理なのか」 138pt.
4位 M-1 : 『M-1』博多大吉がウエストランド優勝に不満?「首傾げてた」「優しいから」 132pt.
5位 M-1グランプリ : 『M-1グランプリ2022』直後にコンビ解散…ラストイヤーで散った芸人 48pt.
池田エライザと共演NGじゃなかった?
今週もっとも衝撃的だったのは、12月14日放送の音楽特番『2022 FNS歌謡祭』第2夜(フジテレビ系)にまつわる話題です。
アニメ・ゲーム『ラブライブ!』シリーズの声優たちが出演。
不健全さが指摘されている〝声優のアイドル化〟を印象づけ、ネット上で議論を呼びました。
「声優のアイドル化をめぐっては、ベテラン声優の三ツ矢雄二と榎本温子が、11月放送の『アベプラ』(ABEMA)で批判して大きな話題に。
2人は、メンタル不調での活動休止が続出する声優界の現状を、『〝声で芝居をする職業〟という部分が二の次、三の次になってる』『だんだんアニソン歌手から声優が歌う文化になってきて、今はアイドルグループを組んでいる』などとして、『声優ブームが一旦収まることが必要』と主張しました」(ボイスアクター専門家)
そんな折、「FNS歌謡祭」に出演したのは、『ラブライブ!スーパースター!!』発の声優アイドルユニット『Liella!』。劇中で声優を担当する9名の女性声優が、劇中歌『ビタミンSUMMER!』を歌い踊りました。
世間一般にまで浸透しているとは言い切れない声優アイドルが大型特番に出たとなれば、オタクもさぞ大喜び…と思いきや、現実にはオタクたちから悲痛な声が相次ぐこととなります。
なんと、ネット上には、
《声優にこんなこと求め出したら、そりゃ病む人間も出てくるわな》
《ラブライブはあくまで声優優先であって欲しかったな…オタむけドル売りミエミエが嫌で離れた…》
《この子達がみんな声優なことが驚きだな。ルックスやダンスが求められる流れはもう止まることはないんだろうな》
《無理すんなって思ったわ。踊りながら歌える程、腹筋鍛えてないでしょ。声がブレブレ。声優さんが無理して踊んなくていいよ~》
《いい加減、無理矢理声優にアイドルみたいな事やらせるのをやめて欲しい》
《声優ってこんな仕事もしなきゃいけないんだな…裏方が表舞台に立って踊って歌ってるなら別に声優じゃなくても良いんじゃないか?》
など、否定的な声が噴出する事態に。
先の〝声優のアイドル化〟への批判がタイムリーなこともあってか、「こんなことさせてるから病む」「声優に専念してほしい」との批判が相次いだのでした。
続いては、12月15日に放送されたバラエティー番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチになります! 23」にまつわる話題です。
お笑い芸人の劇団ひとりがゲスト出演。この日の「ゴチ」は、1人だけ料理の値段を全部知っていて、それが他の人にバレたら自腹の〝ライアーゴチ〟を決行しました。
また、ひとりが持っているギネス記録「レモン3個の早食い」に挑戦する場面も。
スタジオは和気あいあいと盛り上がっていましたが、視聴者からは
《劇団ひとりとエライザ共演してて草》
《ぐるナイスタッフ、池田エライザと劇団ひとりを共演させてしまう》
《劇団ひとりとエライザって共演NGじゃないんだ》
《劇団ひとりとエライザみるとバクモン太田を思い出すな》
といった声があがっています。
「今から約2年前、ネット上ではエライザらしき女性の流出動画が出回り、大きな騒ぎになりました。そしてその頃、劇団ひとりが『爆笑問題』太田光のラジオ番組にゲスト出演。ひとりが話の流れで、エライザの名前を出したのです。
太田は『今、その名前を出すんじゃないよ』と咎めましたが、ひとりは『え、なんで?』『ネットニュース見ていい?』ととぼけました。
さらに続けて『何か分からないけど。本当に知らなかったから、何かあったらごめんなさい』『俺大好きで、写真集も買ってるし、カレンダーも買ってるんですよ』とエライザのファンであることをアピールしていましたね」(芸能記者)
この畜生な会話はいまだにネット上でこすられ続けているため、視聴者はひとりとエライザが共演NGになっていると思ったようです。
果たして、来週はどんな事件が起こるのでしょうか。