『モーニングショー』羽鳥慎一が出演者と言い争い「キレ気味」「大人げない」

羽鳥慎一 

羽鳥慎一 (C)まいじつ 

フリーアナウンサーの羽鳥慎一が、12月26日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。

報じる価値のないニュースと断じたコメンテーター・石原良純とバチバチのやりとりを繰り広げ、視聴者を沸かせた。

番組は冒頭、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していると報じた。台湾メディアなどが報じたものとして、12月1〜20日の感染者数が推計2億4800人に達していると紹介。

一方で中国衛生当局は25日になって、1日当たりの新規感染者数と死者数の発表を中止したと伝えた。石原は「変異株もありますし」と怒り気味にコメントした。

続いて同番組が報じたのは、夏の甲子園で喫煙禁止エリアで喫煙していたとして物議を醸した井出順雄熊本県議について。24日、タクシー内で運転手に「うち殺すぞ」と暴言を放った件について伝えた。

番組はドライブレコーダーの映像を公開。目的地を間違えた運転手に対して「オレ、全部払わんぞ」「うち殺すぞ! お前!」と絡み、「いらんこそすんなよ、どあほが」と口にした映像が流れた。

タクシー会社によると県議は助手席を蹴り上げたという。また、行き先を間違えた運転手に、県議は「訴える」と口にしていた。

25日に県議は「動画が残っていることは事実なので謝罪する」と答え、辞職する意向を表明している。

VTRが終わると、石原は腕組みしながら「えっ、これはそんなにニュースにすることなのかなと僕は…」と番組に苦言を呈した。羽鳥は「まあ、あんまりいい態度ではないと思いますけど」と言い返した。

石原良純とバチバチに…

なおも石原は「そうだけど、聞いたら『うち殺すぞ』って熊本では『どついたるか』ぐらいのイメージなんでしょ?」と聞いた。

熊本出身の森山みなみアナウンサーは「けっこう軽い感じで言う人もいるかな、ぐらいなんですけど…」「『銃で撃って殺すよ』みたいなイメージではないんですけど、タクシーでこれを言われたらかなり怖いとは思います」とニュアンスを伝えた。

石原は「でもそれでね、これを切り取って『殺すぞ』って発言ですって、こういうふうなのはどうなのかな」と苦言。「このニュースは僕にはピンとこない」と訴えた。

羽鳥は「良純さんはそういうふうに思う。そういうふうに思わない人もいると思います」と視聴者の気持ちを代弁。だが石原は「中国のコロナの経済に与える影響とか、もう少し有効に時間を使った方が。本当に率直に思いました」と苦言を呈した。

羽鳥が「分かりました。じゃあ来週から(番組の企画)会議に出ましょう」とイヤミを口にすると、石原は「ヘヘヘヘ」と笑った。

石原に同調する声もあったが、それ以上に羽鳥がややキレ気味だったと感じた視聴者が多かった。

《羽鳥さん…良純さんに対して会議に出ましょうって、それは大人げないよ…》
《良純に羽鳥MCがキレ気味に反論していたのが面白い》
《会議にも出てないやつがってことね、羽鳥さん》
《番組作り、どういう内容にするか、前日か当日かは知りませんが、内容に不満なら、会議に出席するべき》

かつてお茶の間をにぎわせた玉川徹氏も真っ青のバチバチぶりだった。

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