複数の女性への〝性加害〟を報じられ、芸能活動を無期限休止していた俳優の木下ほうかが12月24日、約9カ月ぶりに自身のYouTubeチャンネルを更新。活動再開への第一歩を踏み出したが、賛否の声が飛び交っている。
木下は今年3月、一部週刊誌に〝性加害疑惑〟を報じられ、ツイッターで《女性の方々が心に深い傷を負ったことに間違いはございませんので、深くお詫び申し上げます》と謝罪している。
また、出演していたNHKのドラマ『正直不動産』の降板を申し入れ、芸能活動を無期限で休止することを発表。所属事務所との契約も解除され、表舞台から姿を消していた。
騒動から約9カ月が経ってYouTubeにアップされたのは、『死に体 Dead body』と題したショートドラマのエピソード0。木下出演のドラマ『ムショぼけ』(朝日放送テレビ)原作者で、アウトローの世界を経験し、作家になった小説家・沖田臥竜氏が監督・脚本を担当している。
木下は死刑囚・川原玄ニを演じており、12月31日から2023年1月3日にかけてエピソード1~4が配信されるという。
動画のコメント欄を見ると、ファンからは
《続きが楽しみです!》
《ずっとこの日を待っていました! 動画配信でほうかさんを観られて嬉しいです》
《改めてほうかさんは演者、俳優だなと強く感じました。お辛い時期でしょうが、今だからこそ出来る表現を武器に改めてまた頑張って下さい》
《やっぱり木下ほうかさんはイケオジ俳優ですね》
などと、エールが送られている。
木下ほうかの俳優復帰はナシ?
しかし一方で、
《動画上げるのは自由ですが、被害にあった女性は納得できないだろうな。見たくない人がいることをもっと考えてほしい》
《年末のどさくさに紛れてぶっ込んで来たか。今さら表舞台に戻れると思っているなら甘すぎです》
《今やYouTubeは駆け込み寺なんだよな》
《ひとことお気持ち表明してから復活するのが筋じゃないの? 何でこんなにしれっとなのか》
などと、厳しい声が圧倒的だ。
「木下は被害女性に謝罪しているものの、行為を強要した事実は無いとして、出版社を相手取り550万円の損害賠償などを求めて民事訴訟を起こしています。今回活動を再開させたのは、被害女性と示談が成立したのではないでしょうか。
もっとも、一連の騒動に関しては、きちんと謝罪しているわけではなく、年末の慌ただしい時期にしれっと復帰したことで、非難の声も後を絶ちません。
性加害はイメージが最悪で、今後、木下が地上波で復帰するのは難しい。まずはYouTubeを観測気球にしたのでしょう」(芸能ライター)
動画は26日現在、2万回超の再生回数を記録しているが、これは興味本位で視聴者した人がほとんどといっていいだろう。
残りの4話に世間がどれだけ関心を示すかによって、今後の方向性が見えてくるかもしれない。
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