西島秀俊の新ドラマに早くも暗雲…50歳オーバーの刑事役は無理がある?

西島秀俊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優の西島秀俊が主演を務める2023年1月期ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)に、早くも不安の声が広がっている。

同ドラマは、ミステリー作家・加藤実秋の同名小説を映像化した作品。さまざまな闇を持つ刑事たちが、互いに利用することで〝正義〟を見出していく物語だ。

警視庁桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)はある日、立てこもり事件をきっかけに、本庁組織犯罪対策部から異動してきたオヤジ刑事・架川英児(西島)と出会う。そこに新米刑事・水木直央(上白石萌歌)をむかえ、さまざまな事件に立ち向かっていく。

西島は、1992年の『はぐれ刑事純情派』以来、テレ朝の連ドラで30年ぶりの刑事役を演じることに。12月22日に公開されたティザー動画では、西島が犯人を華麗なアクションで取り押さえるシーンが収められており、女性ファンからは黄色い声が上がっている。

刑事役に定評のある西島秀俊だけど…

西島は2021年に主演を務めた濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が、第94回アカデミー賞で日本映画として史上初となる作品賞を含む4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞。

また、その年の映画を代表する俳優を選ぶ『Great Performers/The Best Actors of 2021』の1人に、アジア人で唯一選出されるなど高い評価を受けた。

もはや不安要素など一切ないハズだが…。

「数々のドラマや映画に出演している西島ですが、ファンに印象深い代表作を聞くと、2019年にテレビ東京系で放送された『きのう何食べた?』を挙げる声が圧倒的なんです。

西島が演じた、男性をパートナーに持つ几帳面な弁護士・史郎さんは、きめ細やかな性格が大好評でした。

『警視庁アウトサイダー』ではコミカルな一面も見せていますが、カッコいい刑事を演じれば演じるほど、ファンは違和感を抱いてしまうかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

西島は刑事役を多く演じており、2012年の『ダブルフェイス』(TBS系)では、暴力団に潜入する刑事役を演じた。

だが、それはまだ40代前半の時で、51歳の現在とはかなりイメージが異なっている。年を重ねた現在は、『ユニコーンに乗って』(TBS系)で演じたような、人のよいオジサン役が似合っているというわけだ。

若かりし頃と変わらぬクールでカッコいい刑事に扮することができるかが、成功のカギになりそうだ。

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