グラドルとの結婚に偏見?「水着になったらお嫁に行けない」の古臭い考え

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12月26日深夜、ヒップホップユニット『Creepy Nuts』のラップ担当・R-指定が、冠ラジオ番組『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、タレント・江藤菜摘との結婚を発表した。

「江藤は、以前にR-指定との熱愛が報じられています。彼女は元保育士のタレント。元グラビアアイドルとしても活動していたからか、心無い人々から『軽い女と結婚した』との誹謗中傷も見受けられました」(芸能ライター)

グラドルとの結婚といえば、12月19日に『サバンナ』の高橋茂雄も、元グラドルの女優・清水みさとと結婚を発表。9月には『EXIT』りんたろー。も本郷杏奈と結婚するなど、グラドルの結婚ラッシュが続いている。

一方で、世間にはグラドルへの差別意識や色眼鏡が依然として残っている。

「今年の夏、『尻職人』で知られる既婚グラドル・倉持由香が、ツイッターでグラドルに対する偏見に反論。彼女は《「結婚してるのにグラビアやるとか旦那さんが可哀想。俺が夫だったら無理だわ」ってご意見もよく頂くのですが、夫は「好きなことは続けるべきだし、やりたくないことはやらなくていいし、自由に生きるべきだよ」と本心で言ってくれる人なので、大丈夫です!》と、毅然と物を申しました」(週刊誌記者)

世間はとんでもない職業差別を…

当時、これは世間のステレオタイプな見方に異を唱えたとして、ネット上でも話題になった。

「大体、彼女たちの比じゃないくらい毎週水着姿で雑誌に載っていた『AKB48』のメンバーだって、ここ数年で続々結婚しているわけですよ。そろそろ世間は『水着になったらお嫁に行けない』的な、発想が古くてステレオタイプだと気付くべきだ」(同・記者)

しかし残念ながら、高橋やR-指定の結婚に対する反応を見るに、こうした偏見が取り除かれるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

「倉持だって手島優だって結婚しているわけで、グラドルの結婚なんて当たり前の話。そもそも、彼女らは健全なグラドルで、全然過激じゃない。百歩譲って着エロ過激グラドルだとして、結婚しちゃいけないのかという話。だとしたら、とんでもない職業差別だ」(グラビアライター)

やたらと性的な事柄を忌避する国民が多いのは、旧統一教会が政府与党とつながり、性のタブー化を広めてきた効果があったからだと言えるだろう。

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