木村拓哉、吉沢亮も…主演ドラマ“打ち切り”の屈辱を受けた俳優たち

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

多くの駄作ドラマが生み出された2022年。俳優にとって、もっとも耐え難い屈辱は、やはり作品の打ち切りだろう。

俳優のブランドイメージがあるため、テレビ局は打ち切りだとしても頑なに認めず、予定通りと発表するが…。

そこで、どう考えても打ち切りとしか思えない2022年ドラマを紹介しよう。

まずは、夏に放送された綾野剛主演の日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』(TBS系)。

全10話で視聴率は及第点、何の変哲もない作品だが、最終回の様子が明らかにおかしかったという。

「同作のラスボスを演じていたのが反町隆史。スポーツマネージメント会社・ビクトリーの社長で、過去に〝とある事件〟を経験しているため、綾野に強く当たってしまうという役どころでした。

となれば、当然その事件が一体どんなものだったのか描かれると思ったのですが、そのシーンが丸々なかったのです。そして最終回があまりにも駆け足で終わったため、消化不良感が満載。打ち切り説が浮上しました」(芸能記者)

肝心な部分をダイジェストで放送…

続いては、春に放送された木村拓哉主演の連続ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)。

同作は全9話と短かったうえ、最終回もあまりにも駆け足だっため、打ち切り疑惑が浮上した。

「最終回は、木村演じるボクシング部のコーチ・桐沢祥吾が過労で倒れるも、数分後には復活。何事もなくコーチ業を続行しました。

さらに、物語で最も重要な部分である、教え子の試合の様子はまさかのダイジェスト。さらにいきなり時が数年流れて、いつの間にかヒロインと結婚している…という有様。これで打ち切りじゃなかったら、脚本が悪すぎます」(週刊誌記者)

最後は、秋に放送された吉沢亮が主演を務める月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)。

「同作は初回こそ世帯平均視聴率10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマークしたのですが、その後はずっと一桁。最終回までまったく数字があがらずに終わりました。

くわえて、第5話からずっと登場していた拡張型心筋症の小学生・圭吾くん(柊木陽太)の結末があまりにもあっさり描かれたため、打ち切り疑惑が向けられたのです」(同・記者)

2023年は何本のドラマが打ち切られるのだろうか。

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