人気声優に風評被害…ファッション業界にも参入でまさかのトラブル

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大人気声優の梶裕貴が出演するWEB広告に「ウザい」「ブロックしても表示される」といった、ネガティブな反応が相次いでしまっている。

問題となっているのは、ファストファッション大手・ユニクロの年末セールに関する広告だ。

ユニクロは同セールのチラシをポスティングしているほか、WEBチラシとして拡散する宣伝を展開。また、マーケティングとしてツイッターなどのSNSにプロモーションを表示させるなど、歳末商機を逃すまいとしている。

「しかしこの広告、あまりにも表示頻度が多いほか、縦型画像でタイムラインの表示スペースを圧迫するとして、当のツイッターユーザーからは苦言も相次ぐことに。

中には、あまりのウザさから、設定で『この広告に興味がない』を選択し、広告を非表示にしたとの報告をするユーザーも多発しています」(WEBジャーナリスト)

だがこの広告、ブロックや非表示の設定にしても、ゾンビのように復活しているようなのだ。

梶裕貴がヘイトの片棒を担いでしまう…

「ここ数年、声優はドラマやバラエティーなどの他ジャンルにしゃしゃり出るようになりましたが、ついにモデル業にまで侵略。声と顔だけでなく、スタイルもよくなければ声優になれない時代に突入したようです。

声優オタクも、タレントが声優に挑戦したら批判しまくるくせに、声優はモデル・俳優・芸人・歌手・アイドルの仕事を奪ってもOKなんて、とことん身内には甘いですね」(芸能記者)

声優が表舞台にアイドルのようにしゃしゃり出てくることは、同業者からも苦言が相次いでいる。

「11月23日生配信の『アベプラ』(ABEMA)に出演したレジェンド声優・三ツ矢雄二は、メンタル不調での活動休止者が続出する声優界に苦言。『声で芝居をする職業』という部分が二の次、三の次になって、アイドル売りされていることを嘆いていました」(同・記者)

12月25日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した人気声優の神谷浩史も、声優という職業はあくまで裏方的であると主張している。

テレビ番組などのオファーがあれば要求に応えようと努力はするが、「ここは僕の主戦場ではないので、やれることは限られていますけど…」という気持ちで臨んでいるという。

「声優は裏方」の時代は終わったのか、現在がおかしくなっているのか…。

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