山口達也『鉄腕DASH』登場に感激! 2022年のテレビ事件簿ランキング

山口達也 

山口達也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

2022年もさまざまな番組が話題となったテレビ業界。旬の話題をお届けする『まいじつ』の読者が、2022年もっとも注目した、バラエティーや朝番組のランキングと記事をご紹介します(集計期間:2022年1月25日~12月26日)。

1位:『鉄腕DASH』山口達也が登場?「泣ける」「感動しちゃう」

『鉄腕DASH』山口達也が登場?「泣ける」「感動しちゃう」

2位:『旅サラダ』老人タレントの“クビ切り”大成功! 後釜のジャニーズに絶賛

『旅サラダ』老人タレントの“クビ切り”大成功! 後釜のジャニーズに絶賛

3位:『格付け』ルール無視の“茶番”に「一気に冷めた」「視聴者を馬鹿にしている」

『格付け』ルール無視の“茶番”に「一気に冷めた」「視聴者を馬鹿にしている」

4位:金ロー『耳をすませば』放送変更! 作品差し替えは“業界のタブー”が原因?

金ロー『耳をすませば』放送変更! 作品差し替えは“業界のタブー”が原因?

5位:『千鳥』MC番組がヤラセで終了!? まさかの最終回に「番組終わるわw」

『千鳥』MC番組がヤラセで終了!? まさかの最終回に「番組終わるわw」

6位:『有吉の壁』蛙亭の“全身タイツ姿”に「デカすぎ」「ユッサユッサ」

『有吉の壁』蛙亭の“全身タイツ姿”に「デカすぎ」「ユッサユッサ」

7位:『オールスター感謝祭』態度悪すぎジャニーズに批判「映る度不快なんだが」

『オールスター感謝祭』態度悪すぎジャニーズに批判「映る度不快なんだが」

8位:かまいたちMC番組が1年で打ち切り! 視聴者から納得の声「目に見えてた」

かまいたちMC番組が1年で打ち切り! 視聴者から納得の声「目に見えてた」

9位:『オモウマい店』と同じ店を紹介…テレ朝のパクリ番組にドン引き

『オモウマい店』と同じ店を紹介…テレ朝のパクリ番組にドン引き

10位:『格付け』GACKTの代役が大好評! 共演NG払拭に期待の声「ペア組んで」

『格付け』GACKTの代役が大好評! 共演NG払拭に期待の声「ペア組んで」

『旅サラダ』後釜のリポーターが大好評

2022年もっとも衝撃的だったのは『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)にまつわる話題。6月5日放送の同番組で、元『TOKIO』の山口達也氏とみられる人物が出演を果たし、視聴者を感激させました。

企画「DASH海岸」で『TOKIO』城島茂と桝太一は東京湾の一角にある関東最大の干潟「磐洲干潟」を訪れました。

一行はクルマエビの子どもを発見。城島はクルマエビについて「DASH海岸」に来てほしい生物の中でも一番の存在だと感激した様子。

「それが来る海を目指してやろう、って言って十何年やってんだけど、普通にここにいたから(驚いた)」と『SixTONES』森本慎太郎に語りかけます。

ここで番組は過去のVTRをプレイバック。鹿児島県出水市の打瀬網漁でクルマエビを捕獲した際の映像や、同県姶良市の錦江湾でクルマエビの赤ちゃんを見つけたときの映像を放送しました。

ヘドロだらけだった「DASH海岸」に40トンの石、280トンの砂を埋める作業風景のVTRも。

未来の「DASH海岸」を描いた画を見て「これ、すげー楽しい。この環境…」と男性の声がしたほか、出来上がった海岸の上を素足で飛び跳ねる城島を見て、男性が「はしゃいでるよ! 大人がはしゃいでるよ!」と笑います。

男性の姿が映る場面はありませんでしたが、一連の「声」の主は山口氏ではないか、とする視聴者が続出。

またVTRで流れていたBGMは「TOKIO」の『遥か』。元メンバー・長瀬智也の歌声も同時に聞こえ、ファンは過去を懐かしんでいました。

山口氏の復帰待望論はいまだ根強いようですね。

続いては、『朝だ! 生です旅サラダ』(テレビ朝日系)にまつわる話題です。

3月に、同番組のリポーターを25年間務めたラッシャー板前が卒業。その後任に抜擢された『KAT-TUN』中丸雄一が好評を博し、番組の進化を印象付けています。

ラッシャーは春の改編をもって、1997年から出演してきたリポーターを卒業。3月26日のラスト出演回は「卒業スペシャル」と題し、大阪・鶴橋から中継を行いました。

さらには、卒業記念として、タレントの勝俣州和と石川県を旅したVTRも放送。最後はMCの神田正輝から花束も贈呈され、華々しく番組を去っていきました。

それから数日後、後任に中丸が就くことが発表され、4月9日の放送でレギュラー初出演。

記念すべき初回は、奈良県明日香村からの生中継で、中丸は「今週から始まりました『旅サラダ 発掘! ニッポンなかまる印』リポーターを務めさせていただきます中丸雄一です。よろしくお願いします」と謙虚にあいさつしたのでした。

肝心のレポートも、中丸らしい低姿勢と冷静さが溢れ出し、はつらつとしたラッシャーとはまた違った〝癒やし〟感のにじむものに。

これが落ち着きや安らぎが求められる土曜朝にマッチしたのか、視聴者からは《決して前にで過ぎない。素晴らしい存在》などの声が上がることに。

25年も継続してきたレギュラーを入れ替えるのは、番組にとって冒険とも言える大きな決断だったことでしょう。

ですが蓋を開けてみれば、前任者よりむしろ好評を集め、老人タレントのクビ切りに見事成功した形となっています。

「ラッシャーは公式インスタグラムのフォロワーがわずか1000人ほどで、共に旅した勝俣同様、『ファン0人説』もあるタレント。25年も起用されていたのが不思議なほどです。

そりゃ戦略的に考えたら、需要もなく画面映えもしない初老の男性より、人気グループのメンバーを起用するでしょう。

テレビ局も、数字は取れないのにギャラだけ高い高齢者を食わせてあげるほど、今は余裕がありませんから」(芸能ジャーナリスト)

高齢者が幅を利かす老害大国・ニッポン。新陳代謝が促され、若手に活躍の場が与えられるのは、どの業界でもいいことだと言えるでしょう。

果たして、2023年はどんな事件が起こるのでしょうか。

【あわせて読みたい】