佐々木朗希の年俸大幅アップはおかしい! まぐれの完全試合で激甘評価

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4月に完全試合を達成した〝令和のミスターパーフェクト〟こと千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手の年俸が、野球ファンの論争を呼んでいる。

佐々木投手は12月25日に契約更改を終え、推定年俸8000万円でサイン。完全試合などが評価され、昨季の年俸3000万円から5000万円アップの契約となった。

本人は記者会見で笑顔を見せたが、野球ファンからは

《巨人なら1.5億くらい出してるだろ》
《クソ安いな ロッテの佐々木朗希ってテレビで何度言われたと思ってんだよ》
《20試合しか投げてないなら妥当じゃね》
《まともに稼働出来たのは3カ月ちょい 規定投球回未達 完全試合バフが無けりゃこれでも増え過ぎと言われただろう》
《やっす 中堅ユーチューバー並じゃん》
《2年連続規定投球回達成の同学年のオリ宮城が8000万と考えると、今年の成績で佐々木8000万はいい評価だろ》
《この成績で5000万アップって 野球界だけバブルすぎるよね》

などと賛否が噴出。成績の割に安すぎる・妥当など、野球ファンの意見は真っ二つに割れているのだ。

妥当どころかむしろ高すぎる!?

実際のところ、この金額は安いのか妥当なのか。有識者に聞いてみると、むしろ「高すぎる」という答えが返ってきた。

「今季の佐々木は防御率こそ2.02ですが、20試合登板で9勝4敗、投球回は129.1回。二桁勝利も規定投球回も達していない、はっきり言って〝並よりちょっといい〟程度の投手にすぎません。いわば佐々木は、たった一回の完全試合のインパクトが強すぎたために、実像以上に〝すごい投手〟のイメージがついているだけ。その完全試合も、対戦相手のオリックスに8名ものコロナ感染者が続出し、主催が試合中止にしなかったのが不可解な状況で達成した幸運ですからね」(野球評論ライター)

それどころか、通年で結果を出していないにもかかわらず、完全試合ひとつでここまでのアップを勝ち取った佐々木はラッキーだという。

「通年で結果を出さないと評価されないのは当たり前。むしろ、コロナ感染で主力がいないチームを相手に、たった一回〝運〟で記録達成しただけで、倍以上アップするのは激甘査定でしょう。とやかく言うのは、1年間ローテーションを守り、15勝、規定投球回、投手タイトルのどれかひとつくらい達成してからにしてほしいものですね」(同・ライター)

二桁勝利未経験、タイトル未獲得な以上、現状では元中日の門倉健以下にすぎない佐々木投手。

いつまでもマグレの完全試合にすがらず、せめて10勝くらいはしてほしいものだ。

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