『かまいガチ』過去VTRの“モザイク処理”に疑問「そんなに禁止項目?」

かまいたち 

かまいたち 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

1月11日に放送されたバラエティー番組『かまいガチ』(テレビ朝日系)で、ある人物が〝モザイク処理〟され、ネット民をざわつかせている。

今回の番組では、芸能人が極貧時代に知恵を絞って作っていた節約料理を再現する「下積みメシ」企画が放送された。

タレントの梅沢富美男は、その半生を振り返り、大衆演劇の女形としてブレークする前によく作っていた「白菜ステーキ」や「春雨鍋」を再現していく。

問題のシーンは、梅沢が1970年代から出演していた、萩本欽一の冠番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)を紹介したときの一幕。

「わらべ三姉妹」の愛称で親しまれた女性3人組グループの映像が流れるなか、長女・のぞみ役の高部知子さんの顔にモザイク処理が施されていたのだ。

謎のモザイク処理に疑問の声

「1983年、当時15歳だった高部さんは、布団を胸までかけた状態でタバコをくわえ、笑みを浮かべている写真が、週刊誌で報じられました。

この、通称〝ニャンニャン写真〟が原因で、仕事をすべて降板。1年ほどの謹慎処分となり、84年に本格復帰。しかしその後、ほどなくして芸能界を引退しました。

それからは通信で大学を卒業し、精神保健福祉士に。現在は、依存症をテーマに講演に登壇することもありますよ」(芸能ライター)

事件から30年が経ったいまも、〝モザイク処理〟という扱いを受けた高部さんに、当時を知る人たちからは

《ぼかしが泣かせるね》
《そんなに禁止項目なの?》
《高部知子と知っている方達には何か残念。自分はそう思ってしまった》

などとザワつく声があがっている。

いちいちモザイク処理にする必要があるのだろうか…。

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