『世界ふしぎ発見!』大幅リニューアルが大不評「もう見なくなるかも」

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(C)TK Kurikawa / Shutterstock

今年4月で放送38年目を迎える長寿番組『世界ふしぎ発見!』(TBS系)。1月14日から番組の要であったクイズを改変し、大幅リニューアルされたのだが不評のようだ。

「ふしぎ発見」といえば、世界各国からミステリーハンターがクイズを出題し、スタジオの出演者たちが答えるシステムでお馴染み。

出演者は司会の草野仁をモチーフにした〝スーパーヒトシ君人形〟を使い、賭けた人形の色に応じたポイントを手に入れ、総得点数を競っていった。

しかし14日放送から、クイズの形式が一変。ミステリーハンターによるクイズは出題されるが、以前の筆記回答が廃止される。

挙手制で、出演者総出でクイズの回答を導き出すシステムに変更。ポイントを獲得することがなく、競わないスタイルに変わったのだ。

「番組システム変更によってスタジオセットも大幅にリニューアルされました。また、新たなシステムの導入によって、スーパーヒトシ君人形の出番もなくなることに。出演者の前に飾ってあり、ただの置物と化していました」(芸能ライター)

『どうぶつ奇想天外!』の二の舞? クイズ廃止の末路

視聴者は大幅リニューアルには否定的で、ネット上には、

《クイズ番組でなく、みんなで雑談的に正解を予想する番組に変わっている。もうボッシュートとかテレッテレッテーとか聴けないんですか?》
《クイズを廃止するというテコ入れが酷い。同局のどうぶつ奇想天外の末期を思い出した…》
《クイズ要素がほとんどなくなってしまった。スタジオでただトークをするだけ。クイズ番組からクイズがなくなると危険信号だ》
《優勝を争うルール廃止は残念ね。たまに見てたけどもう見なくなるかも》
《どうぶつ奇想天外の時の、クイズの取りやめ後番組終了になったので、ゆくゆくはと感じてしまう》

などの不評が殺到している。

「同じくTBS系で放送されていた人気クイズ番組『どうぶつ奇想天外!』も、2008年ごろからクイズで争う形式を廃止していました。それが原因となったのか、変更から1年足らずで番組が終了。『ふしぎ発見』も同じ末路を辿らないといいのですが…」(同・ライター)

果たして今回のリニューアルは、吉と出るか凶と出るか。

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