『罠の戦争』に大人が熱中!『Get Ready!』より日曜劇場っぽい!?

草彅剛 

草彅剛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

1月16日よりスタートした、草彅剛主演の月10ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)が大好評を博している。このヒットを受けて、フジテレビ系〝月10〟の方向性が決まりつつあるようだ。

衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)の第一秘書を務める鷲津亨(草彅剛)が主人公。ある日、鷲津の中学生の息子(白鳥晴都)が何者かによって歩道橋から突き落とされ、意識不明の重体になる。

犯人を突き止めようとする鷲津だが、犬飼が事故で処理するよう圧力をかける。権力者の影を感じ取った鷲津は、悪しき政治家を失脚させようと、知略を尽くして鮮やかな罠を仕掛けていく…。

「練られたストーリーとわかりやすいスカッと感で、第1話から大好評だった同作。政治家という権力者に向かっていく弱者という構図が、視聴者の心を掴んだようです」(芸能記者)

「月10ドラマが日曜劇場に見えてきた」

月10ドラマは、この前のクールも同じテイストであった。

「昨年秋放送の長澤まさみ主演ドラマ『エルピス』も、政治家の圧力・もみ消しに立ち向かっていくストーリーでした。

2021年10月から新たなドラマ枠として設立されたフジの〝月10〟ですが、今まで放送したドラマ6本のうち、半分の3本が悪しき政治家に立ち向かうストーリー。月10はこれから、社会派ドラマ枠として、このような作品を量産していくかもしれません」(同・記者)

ネット上では、この流れに

《日曜劇場の重厚な枠がカンテレ月10に移動した感じだよね》
《エルピスの後も社会派ドラマって月10最高! 理不尽すぎるクソみたいな奴らを叩きのめしてくれ!》
《月10ドラマが日曜劇場に見えてきた》
《フジ月10枠は、硬派な社会派ドラマ枠にしてくれないかな》
《月10より、日9のようなドラマ》

など、近年は不甲斐ない作品を連発しているTBS日曜劇場の代わりとして、月10ドラマを推す声があがっている。

残念なことに現在、日曜劇場で放送されている『Get Ready!』は第2話にして、すでに大不評を呼んでいる。

このまま、月10が覇権ドラマ枠になるのだろうか。

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