ハンカチ世代全滅! WBC・侍ジャパンの“若返り”に悲しみ「世代交代だね」

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3月のWBCに向け、野球日本代表・侍ジャパンのメンバーが発表されたが、如実に〝世代交代〟を感じさせるものだった。

「今回の軸となるのは、大谷翔平をはじめ、山本由伸、村上宗隆といった面々。伏兵も、鈴木誠也、岡本和真、牧秀悟など20代がほとんどで、平成生まれの山川穂高ですら、31歳で年上に分類されます」(スポーツ紙記者)

チームの若返りを象徴するのは、かつて若手として代表チームに大量選出されていた〝ハンカチ世代〟の全員落選だ。

「1988年生まれの学年であるこの世代は、田中将大、坂本勇人、前田健太、秋山翔吾、柳田悠岐、大野雄大など、過去の侍ジャパンを支えてきた世代。17年のWBC、21年の東京五輪でも主軸を担いましたが、今回、ついに1人も選出されませんでした」(同・記者)

だが、その理由は至って単純明快だ。

すでに旧世代になった“ハンカチ世代”たち

「もう旬を過ぎて、全盛期のパフォーマンスを発揮できなくなっているためです。過去の大会を見ても、代表チームは大体20代半ば~30代前半がメインで、主戦力となるのは20代。今年35歳を迎え、旬どころか引退も見えてきている88年世代は、もう〝旧世代〟なのです」(野球評論ライター)

今回のチーム最年長は、メジャーで活躍するダルビッシュ有の36歳。その2つ下、34歳のハンカチ世代は、選出されていてもかなりのベテランにあたる。また、今回の選手平均年齢は27.3歳と、歴代の侍ジャパンで最年少だ。

ネット上に

《88年組ゼロの侍ジャパンは寂しいな》
《今回の侍ジャパン88年世代誰もいない?》
《東京オリンピックが88年組中心の最後の侍ジャパンとは思わなかった》
《88年組が誰も選べない侍ジャパンか…世代交代だね》
《やっぱり坂本勇人がいないのは寂しいな、シーズン打ちまくってほしい。88年世代ありがとう…》

といった反応が見られるように、ファンにとっては寂しいが、もはや完全に〝世代交代〟したことを印象付けている。

時代は令和。平成も遠ざかる中、昭和生まれは完全に旧世代になっている。

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