竜星涼　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

俳優の竜星涼が主演を務める連続ドラマ『スタンドUPスタート』（フジテレビ系）第1話が、1月18日に放送された。

視聴者からは、竜星が以前演じていたドラマの〝あるキャラクター〟との親和性を指摘する声が続出している。

原作は、作家・福田秀氏の同名漫画。前科者や就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた〝訳アリ人材〟へ投資する主人公・三星大陽（竜星）の活躍を描くビジネスストーリーだ。

第1話は、メガバンク「みその銀行」から子会社に左遷された中年男性・林田（小手伸也）のエピソードがメイン。

過去の栄光に縛られ、左遷先でも家庭でも煙たがられている林田に目を付けた大陽は、早速スタートアップの話を持ち掛ける。

林田は、何度断ってもしつこく勧誘してくる大陽に辟易するが、大陽は「俺、しつこいんで！」「資産は人なり！」とどこ吹く風。

次第に林田の気持ちも軟化し、大陽の勧め通りに銀行融資の知識を活かした新サービスを始めると、林田は忘れていた仕事の楽しさを思い出す。そして「みその銀行」を退職し、新たな道を歩み始めた。

副題は「ニーニーの奇妙な冒険」!?

「竜星さんといえば、昨年放送の朝ドラ『ちむどんどん』（NHK）で、ヒロインの兄である〝ニーニー〟こと賢秀を演じ、そのクズっぷりが毎日のように話題に。

家族や他人にお金を借りては一発大儲けをしてビッグになることを夢見ており、ねずみ講騒動や暴力沙汰を起こすなどやりたい放題でした。

視聴者からは賢秀と大陽のノリがほぼ同じであったことから、『ニーニーの奇妙な冒険という副題がついている、と言われたら信じてしまうと思う。それぐらい賢秀の生まれ変わりだった』『イケ散らかしたニーニーがいた気がする笑』などとツッコミを入れる声があがっています」（芸能ライター）

実際に第1話の序盤では、ホステスから「ニーニー」と呼ばれる場面も。

果たして、竜星は「ニーニー」のイメージをうまく脱却できるだろうか…。