矢部浩之のおもり役? ツッコミ芸人がまた『ゴチ』レギュラー入りのワケ…

矢部浩之 

矢部浩之 (C)まいじつ 

1月19日に『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)SPが放送され、『見取り図』の盛山晋太郎が『グルメチキンレース・ゴチになります!』の新レギュラーに決定した。

このキャスティングからは、番組を仕切るはずの『ナインティナイン』矢部浩之のふがいなさが浮かび上がってくるという。

「昨年1年間のレースの結果、クビは『千鳥』ノブ、高杉真宙、池田エライザの3名に。しかしノブのクビにより、実質的に場を仕切っていたツッコミ役は消滅してしまいました。

一応、この役は今まで矢部が担ってきましたが、これは形式上のお飾り進行役にすぎず、彼の実力不足は明白。ノブの不在は、番組が回らないという危機の訪れです」(バラエティーライター)

ノブは「ゴチ」の企画を裏で回す重責を担っていたのだ。

「ノブが『ゴチ』に加入したのは、ちょうど矢部がクビになって、ツッコミ役が不在だった頃。矢部に代わって場を回す役割を引き受けましたが、これが大当たり。矢部より視聴者の評判は上々でした。

矢部復帰後にノブが残ったのも、安定の仕切りが矢部より評判だったからだとの説が有力。矢部は後輩に〝介護〟させていたのです」(お笑い評論家)

盛山はノブに代わる新たな“矢部の介護要員”

そのノブがクビになってしまったため、新たに盛山へと白羽の矢が立ったわけだ。

「盛山は勢いのある急上昇芸人にして、鋭いツッコミで知られている。その実力は若手・中堅では随一で、ノブの代わりも十二分に務められます。早い話が、盛山はノブに次ぐ2代目の矢部介護・おもり要員。

今後、岡村隆史のボケなどに対して、場を仕切る大事な役割を担っていくでしょう」(同・評論家)

鋭い視聴者もこの狙いに勘付いているようで、ネット上には

《矢部がクビになりツッコミ役の穴を新メンバーのノブが埋めた訳だ》
《ツッコミ1人にして、新メンバーには別の役割させるのかと思ってたら、新メンバー盛山》
《ナイナイの高齢化(特に矢部さん)が問題なので、取って代わる人物が必要。そこで、人気あって矢部さんの代わりにツッコミができる芸人ということで盛山さんか》
《盛山かぁ、矢部より面白い人間起用して大丈夫か?》
《矢部では力不足だから、盛山で良かった》
《矢部がいるならツッコミ2人もいらんのよなぁと矢部復帰からずっと思ってたりする》

といった考察が見られる。さすが、お笑い好きの目は専門家並に鋭いようだ。

「矢部が相方・岡村の人気と実力に寄生し、〝じゃない方芸人〟にもかかわらず売れたのは周知の事実。もともと実力不足が目立つ大御所でしたが、加齢で劣化した近年はさらに顕著です。

これは、彼のレギュラーが『ぐるナイ』しかないことからも明らかでしょう。早い話が、盛山やノブといった後輩のツッコミ芸人にその座を追われる老兵です」(同・評論家)

今シーズンの1年はどんな「ゴチ」になるのか、要注目だ。

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