ヒカキンが“転売”を煽った? 1000万円福袋が物議「本当に終わってる」

HIKAKIN 

HIKAKIN 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

熱心なファンが多い一方で、その心理につけ込んだ転売行為が問題になっているポケモンカードゲーム。この転売をユーチューバーのヒカキンが煽ったとして、一部で物議を醸している。

ヒカキンは1月18日、『1000万円のポケカ福袋開封したら中身ありえない内容www【ポケモンカード】』と題した動画を公開。

知り合いから勧められたとして、カードショップで販売されていた1000万円のポケモンカード福袋を購入、開封していった。

中にはレアカードが大量に封入されており、世界大会で使われた限定カードなど激レア品も。

市場価格30~40万円のボックス、1枚20万円弱するカード、セットで100万円超のものも入っており、中身の合計額は1150万円という結果になった。

これにヒカキンは、「やったー! 福があるねぇ福袋には!」と喜びを爆発させている。

「こういう金稼ぎはなくなってほしい」

しかし、この企画にネット上には

《ポケモンカードって、富裕層が身に付けるジュエリーなの?》
《確定申告近いからお金使わなきゃだもんな》
《こういう金稼ぎはいい加減なくなってほしいなぁ》
《YouTuberがいる限り高額福袋は健在だな これからカードの相場が上がり続ける》
《日本のトップユーチュバーの企画がこれだもんなぁ 本当に終わってると思う》
《その1000万があったら、どれだけのホームレスを救えるんだろう》

などの冷めた反応が…。近年問題になっている〝ポケカ投資〟や転売を助長するとして、物議を醸したのだった。

「カードゲームをめぐっては近年、ユーチューバーによる開封動画が人気を博し、プレイヤーが急増。それに伴って転売市場も高騰し、品薄のパックや未開封のレアカードが転売屋の餌食になり、一般プレーヤーからは悲鳴が上がっています。

一方、金儲けを企む人々は、未開封で寝かせておいて、後に高額転売する行為を〝ポケカ投資〟と呼んで実行。本来のターゲットである子どもたちが割りを食っているため、市場原理とはいえ、モラルが問題視されています」(ゲームライター)

こうした行為はネット上でも、

《トレーディングカードって完全に転売屋のおもちゃになってしまったな》
《下らないよな転売屋 子供の遊び奪って》
《何年もしたら倍になってたりするし、金は金持ちに集まる構造そのものだな》
《昔は宝石店に強盗が入ってたのが、今はカードショップが荒らされまくってるもんな》

など、議論の的になっている。ヒカキンは影響力がありながら、自らこの行為に加担する形となってしまった。

子ども人気が高いと言われるヒカキンだが、実際は私利私欲しか考えていないのだろうか…。

【あわせて読みたい】