ポケモン記念動画の“虫ポケ”にドン引き!? なぜかリアル路線でキッズが不快に

ポケモン記念動画の“虫ポケ”にドン引き!? なぜかリアル路線でキッズが不快に

ポケモン記念動画の“虫ポケ”にドン引き!? なぜかリアル路線でキッズが不快に (C)PIXTA

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンが1,000匹を突破した記念として、『Pokémon 1008 ENCOUNTERS』という動画が公開された。そこでなぜかシガロコの“顔”に注目が集まっており、近年の虫ポケモンたちもやり玉にあがっている。

「正面から見た顔」にプレイヤー激震

シガロコは明らかにフンコロガシをイメージしたポケモンで、ゲーム本編では大きな玉に隠れて本体があまり目立たない。

しかし

「Pokémon 1008 ENCOUNTERS」の中では、その顔面が正面からアップで写されている。シガロコが登場するのは、7分9秒ごろだ。

 

脚や腹部にリアルな虫らしさがあるうえ、うつろな目とつながった眉毛から醸し出される不気味さが、プレイヤーにショックを与えたらしい。

SNS上では、《シガロコってこんな気持ち悪い顔してたの…? めちゃくちゃショックなんだけど》《直球にキモいシガロコ》《シガロコの顔よく見てみると何をどう好意的に見ても気持ち悪いおじさん》《シガロコの顔キッモ。何で眉毛繋がってるの?》と、かわいそうなほどにイジられている。

「ポケモンSV」はリアルさを重視?

なお、虫ポケモンは総じて気持ち悪いデザインをしているわけではない。

従来のシリーズでは、スピアーやアゲハントなどのように、かっこよさやかわいらしさを強調した人気ポケモンがたしかに存在した。

しかしなぜか最新作「ポケモンSV」では、方向性がかなり偏っている。

デフォルメを抑え気味にして、リアルさが重視されているように見えるのだ。

シガロコを筆頭として、たとえばクモをモチーフとしたワナイダーなども賛否を招いている。

クモのか細い脚や、カサカサとした動きが忠実に再現されており、《ワナイダーは私の中で過去1キモいに入る》《初めてポケモンで心底気持ち悪いって思った》といった反響を呼んでいた。

そもそも「ポケモンSV」ではシリーズ初のオープンワールドを採用しており、マップ上にポケモンたちが生き生きと描画されている。それもあいまって、リアルな虫ポケモンに拒絶反応が出てしまうではないだろうか。

これからのポケモンは、リアルさとデフォルメのバランスを上手くとらないと、“生理的に無理”と言われてしまうかもしれない。

文=野木

【画像】

StudioRomantic / PIXTA