『水ダウ』のパクリ? フジのモノマネ特番に疑惑「誰も止めなかったのか」

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1月21日にフジテレビ系の土曜プレミアムで、特番『ものまね師弟バトル MANE-1』が放送された。その内容が他局の企画をパクったとして、大きな話題を呼んでいる。

「MANE-1」は、ものまねのプロが芸能人にものまねの極意を伝授し、その成果を披露していく新感覚ものまねバラエティー。

ものまねタレント・荒牧陽子をはじめ、ざわちん、JP、よよよちゃんらが師匠となり、井上咲楽、田中理恵といった、ものまね経験ゼロの芸能人を弟子として迎えた。

スタジオにて、ものまね見届け人の原口あきまさや、松村邦洋ら5名が審査をしてMVPを決めていったのだが…。

「『MANE-1』は2022年6月にも放送され、今回初の全国ネットでゴールデンに進出したのですが、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でも似たような企画が放送されていました。

その名も『声優モノマネ代理戦争』。ものまね芸人と声優がタッグを組んで、ものまねを伝授する企画で、『MANE-1』の初回放送より前の2021年に放送されていたのです」(芸能ライター)

最近のフジテレビはバラエティーが微妙?

「MANE-1」を見て、「水ダウ」の企画が脳裏をよぎった視聴者も多く、

《露骨に水曜日のダウンタウンのパクリだし…》
《MANE-1って、恐ろしいくらい水ダウのパクリだよね》
《ものまね師弟バトルって、水ダウでやってたモノマネ代理戦争のほぼまんまだよね?》
《水曜日のダウンタウンを丸パクリしてるこのMANE-1は、悪質な気がするわ。誰も止めなかったのかな?》

といったツッコミの声が殺到している。

ちなみに「MANE-1」の放送終了後には、「水ダウ」の演出を手がける藤井健太郎氏も、具体的な番組名は出していないが、《裏側を語られる方でありたいし、企画をパクられる方でありたい》とツイッター上で反応していた。

「かつてフジテレビといえば、『SMAP×SMAP』や『笑っていいとも!』、『めちゃ×2イケてるッ!』など人気バラエティーを数多く生み出してきましたが、最近はバラエティーの質がめっきり落ちたと話題になっています。

代わりに川口春奈主演のドラマ『silent』など、昨年のフジテレビはドラマが豊作な印象でしたね。一方でTBSはドラマの質が下がった反面、ここ最近はバラエティーに定評があることでお馴染み。予算配分が大きく変わってしまったのかもしれません」(同・ライター)

今のフジテレビに、人気バラエティーを生み出す力は残されていないのだろうか。

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