凶悪事件がモチーフ?『Get Ready!』胸クソ展開に「こういうの無理」

妻夫木聡 

妻夫木聡 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

俳優の妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『Get Ready!』(TBS系)に登場した、胸クソすぎる犯人が話題になっている。

このドラマは、妻夫木演じる謎の天才医師・波佐間永介の姿を通して、生きる意味を問いただすダーク医療エンターテインメント。

『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ系)や『TRICK』シリーズ(テレビ朝日系)などで監督を務めた堤幸彦氏のオリジナル作品だ。

第3話では、安達祐樹(杉本哲太)が3人の青年を相次いで襲撃。波佐間たちは、安達の犯行現場を予測し、刺された青年たちを次々と治療していく。

安達は、刺殺したはずの青年たちが生きていることを知り、憤慨。安達の殺害動機はもっともだった。実は、愛する娘がこの3人の青年によって暴行された挙句、生き埋めにされて殺害されていたのだ。

女子高生コンクリート詰め殺人事件がモチーフか

あまりに救いようのない青年たちに、闇の看護師・沙姫(松下奈緒)は「助ける意味がない」と主張する。

しかし、波佐間は安達が末期のガンを患っていることを説明した上、自分の患者を人殺しにさせたくないという決意を告白。

その結果、安達は波佐間の手術を受けて元気になり、殺人未遂犯として刑罰を受けることになるのだった。

「豪華俳優陣を迎えたものの、まるで特撮ヒーローを観ているかのような仰々しい衣装と寒い台詞のオンパレードの同ドラマは、〝今期のトンチキドラマ〟として話題に。視聴者は、実写版&劣化版『ブラックジャック』を見るように楽しんでいました。

しかし、ここにきて笑えないレベルの〝胸クソ犯人〟が登場したことに対し、《フィクションでもこういうの無理》《クソで胸糞でクソダサなドラマだった》など、ショックを受ける声が続出しています。

1980年代に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件をモチーフにしているのではないかとも言われていますね」(芸能ライター)

とことんエンタメ作品として割り切ってほしかったものだ。

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