アニメ『チェンソーマン』に業界人が衝撃発言!? キャラデザに上から目線でアドバイス

アニメ『チェンソーマン』に業界人が衝撃発言!? キャラデザに上から目線でアドバイス

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

「キャラデザは今村さんがやれば良かったのに」──。アニメ『チェンソーマン』(テレビ東京ほか)をめぐり、とある業界人が“嫌味”のような発言を行ったことが物議を醸している。ファンの間では、「かわいそうで見ていられない」と憤慨する声も上がっているようだ。

キャラデザ担当者も反応

騒動の中心となっているのは、13万人のフォロワーを有する人物(以下、B氏)。1月20日、《チェンソーマン今村さんがキャラデザすればよかったのに(何を今更)》というツイートを投稿したことが火種となった。

これは人気アニメーターの今村亮氏が、「チェンソーマン」の二次創作イラストを投稿したことへの発言のようだ。

現在、今村氏はアニメ『お兄ちゃんはおしまい!』(TOKYO MXほか)のキャラクターデザインを手掛けているが、B氏としてはむしろ「チェンソーマン」でその実力を発揮してほしかったという考えらしい。

件のツイートに対して、「チェンソーマン」のキャラクターデザインを担当した杉山和隆氏は、《うう、、自分なんかですいません》とリプライで反応。

さらに杉山氏は、《僕も自分でやってて言うのはあれですが、今村さんのチェンソー見たかった気持ちはメチャメチャありますね!》《しかし請けたからにはちゃんと自分の絵もアップデートしてちゃんと皆に認めて貰えるよう頑張っていきたいと思ってます》と謙虚な姿勢を見せた。

するとB氏は、《譲る気ないならやるしかないでしょうね。頑張ってください!》《そのモチベーションの高さに周りを率いていくパワーがあると思います。期待してます》などと、どこか上から目線で杉山氏を激励するのだった。

むしろキャラデザは評価されるべき?

一連のやりとりはリプライとはいえ、オープンなアカウントで行われたもの。

これを見たネットユーザーからは、《さすがに可哀想。言い方がキツすぎる…》《業界人だとして、オープンな場でわざわざこんなこと言うの性格悪すぎでしょ》などと、同情と批判の声が殺到している。

そもそもアニメ『チェンソーマン』は、原作ファンの間では不評の声が目立っていた。その理由としては、原作の迫力ある構図が再現されていないことや、悪い意味で“邦画”のようなテンポ感だったことが挙げられている。

ただ、いずれも問題となっているのは演出関係。キャラデザに関してはむしろ絶賛されていたため、《キャラデザは悪くないだろ。むしろ仕事した方だわ》《キャラデザのどこが悪いのか理解出来ないな…》《ツイート主はチェンソーの問題点を何もわかってない》と声を上げる人も少なくない。

業界人を見返すためにも、続編となる「チェンソーマン」2期はさらにパワーアップした作品を目指してほしい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ