『THE FIRST TAKE』星街すいせい参戦で物議! 歌声大絶賛も“メタタグ”が…

『THE FIRST TAKE』星街すいせい参戦で物議! 歌声大絶賛も“メタタグ”が…

『THE FIRST TAKE』星街すいせい参戦で物議! 歌声大絶賛も“メタタグ”が… (C)PIXTA

さまざまなアーティストの一発撮り動画を公開している、人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』。同チャンネルで初となるVTuberの出演者として、『ホロライブ』の星街すいせいが参戦したものの、とある要素にイチャモンを付けられてしまった。

“歌姫”としての本領を発揮!

星街すいせいは「ホロライブ」屈指の高い歌唱力を誇り、歌手としての活動も絶好調。その実力を見せつけるべく、1月20日に投稿された動画では、オリジナル曲『Stellar Stellar』を披露した。

持ち前の透明感のある声で、伸びやかな歌声を披露。圧倒的なパフォーマンスに、ネット上では《一発撮りのクオリティーとは思えないくらいよかった》《本当に素敵な歌声だった》《素晴らしい歌声。VTuberが出たことで、時代は進んでるんだと思った》と絶賛の声が続出している。

動画はプレミア公開の段階で、同時接続者数15万人を記録する人気ぶり。さらに、動画公開からわずか5日で、550万再生を突破している。

しかし今回の動画は絶賛ばかりではなく、思わぬ部分が注目を集めてしまっていた。その原因となったのが、“メタタグ”だ。

「THE FIRST TAKE」の“数字狙い”が裏目に…

メタタグとは、通常の画面には表示されず、YouTube内のシステムに干渉するタグのこと。

いわゆる「VSEO対策」として、動画の検索結果に影響を与えると言われている。

「Stellar Stellar」のタグを見てみると、そこには「星街すいせい」や「ホロライブ」、「兎田ぺこら」といったワードが。このあたりは妥当なところだとして、なぜか他グループである『にじさんじ』や、『壱百満天原サロメ』『葛葉』といった名前も並んでいた。

ほかには、『Ado』や『結束バンド』、『可愛くてごめん』『佐久間大介』『SnowMan』『プロセカ』など…。現在人気の人物やコンテンツが羅列されている。

これに気づいた人々からは、《有名歌手まで出演してるのにメタタグ濫用してるの意味わからない》《YouTubeの規約違反じゃない?》《節操ないな》といった声が上がっている。

とはいえ、メタタグを設定しているのは星街ではなく、あくまで「THE FIRST TAKE」の担当者だろう。しかも同チャンネルでは以前から、メタタグを乱用する傾向があった。

たとえば人気シンガー・Aimerによる『カタオモイ』の動画には、『Vaundy』『藤井風』『大沢伸一』『RADWIMPS』『あいみょん』といったメタタグが並んでいる。

再生回数を上げたいのか、無関係に見えるワードでも節操なく多用する「THE FIRST TAKE」。大ヒットの裏側には担当者の涙ぐましい努力も関係しているのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA