くわばたりえのセリフが短歌に!?『舞いあがれ!』脚本家の遊び心に感嘆

福原遥 

福原遥 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

1月25日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、お笑いコンビ『クワバタオハラ』くわばたりえが発した〝秀逸すぎるツッコミ〟が話題になっている。

第17週では、亡き父・浩太(高橋克典)が残したネジ工場「IWAKURA」が、ついに夢だった航空機の部品作りに挑戦することになった。舞はこれまでに増してネジの勉強をし、深夜になっても工場から離れようとしない。

【関連】福原遥の“声”が激変?『舞いあがれ!』4年後シーンに「ドスが効いてる」 ほか

ある夜、隣に住む「お好み焼き うめづ」の女将・雪乃(くわばた)が岩倉家に訪ねてくる。舞の母・めぐみ(永作博美)は、舞について「熱心なんはいいけど、あの子もう27やで? そろそろ、なぁ…? 結婚とか考えてもええんちゃうかなぁって」と愚痴を口にすると、雪乃はお菓子を頬張りながら「あんな今の若い子いうのはな、のんびりしてんねんて」と笑う。

続けて「うちの貴司なんかでも一生独身ちゃう?」とし、貴司が短歌を生業としていることについて「短冊にな、短歌書いてモテんのは、平安時代までやっちゅうねん、ホンマに!」とツッコむと、2人して我が子の行く末を心配するのだった。

「自然に短歌を吐き出せる梅津家」

「ネット上では雪乃のセンスあるツッコミへの反応があがるなか、一部視聴者からは〝セリフが五七五七七の歌になっている!〟との指摘が続出しています。

実は脚本を担当している桑原亮子さんは、歌人としても活躍中。技術の高さに感嘆することしかできません」(芸能ライター)

ネット上でも、気が付いた人からは《自然に短歌を吐き出せる梅津家…いいDNAをお持ちなようで》《親譲りだったか》《貴司のおかんだけある!》《貴司の母ちゃんも短歌上手やん》などと納得する声が多くあがっている。

こうした遊び心ある脚本と、それに気が付ける視聴者。なんて尊い関係なのだろうか…。

【あわせて読みたい】