映画『トップガン』地上波放送にガッカリ? カルト的人気の“塚本版”とは…

トム・クルーズ 

トム・クルーズ (C)Jaguar PS / Shutterstock 

2022年5月に公開され、驚異の興行収入を記録した映画『トップガン マーヴェリック』。その原点となる第一作目の『トップガン』が、1月25日にテレビ東京系列で放送された。

トレンド入りするほどの大反響を巻き起こした一方、一部のファンは吹き替え声優に悲しみの声を上げていた。

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第一作目となる「トップガン」は、1986年に製作。主演のトム・クルーズをトップスターに押し上げた作品として有名な映画だ。

エリートパイロット養成訓練所、通称〝トップガン〟のパイロットであるマーヴェリック(トム)が「F-14トムキャット」を操るドッグファイトシーンは、同作屈指の見どころとなっている。

「時代を超えて愛される作品ということもあり、今回の放送ではネット中がお祭り騒ぎとなっていました。放送直後から『トップガン』がツイッターのトレンド1位に。

また『Yahoo!』のリアルタイム検索では、マーヴェリック役の吹き替えを担当した声優・森川智之の名前がトレンド入り。海外の名作映画は、どれだけ時が経っても大きな話題になるようです」(芸能ライター)

塚本高史版の吹き替えを見たかった?

しかし、ネット上に寄せられていたのは歓喜の声だけではない。

一部のコアな映画ファンからは《吹き替えは塚本高史さんのが観たかったな…》《塚本版だったら更に熱い祭りになっただろうに》《塚本版も放送してくれ! もう待ちきれないよ!》《塚本版は闇に葬られたのかな? 本当にビックリするくらいヘタクソすぎて話入ってこないから?》《トップガンの塚本高史マヴェを愛する会に入会しているので、森川版ばかりが持ち上げられることに傷ついている》など悲しみの声も。

「実はマーヴェリック役の吹き替え声優は、これまで俳優の渡辺裕之、高橋広樹、塚本高史など複数人が担当しており、なかでも〝棒演技すぎる〟と話題を呼んだのが、塚本のマーヴェリックでした。

もちろん棒演技なのでネット上では酷評の嵐でしたが、その一方では塚本版マーヴェリックがクセになっているという人も…。

今や〝トム・クルーズの吹き替えといえば森川智之〟という風潮が強いので、それが塚本派にとっては悔しいのでしょう。

Amazon Prime Videoでは塚本版『トップガン』が配信されているので、気になった人は是非チェックしてほしいです」(同・ライター)

塚本版の「トップガン」を地上波で放送してほしい――。いつの日かファンの願いは届くのだろうか。

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