のん“干され状態”から脱出!? それでも残るトリマキ問題

のん 

のん (C)まいじつ 

女優で創作あーちすと・のんが、干され状態から脱出したのではないかという見方が急浮上している。

のんは1月23日、主演映画『さかなのこ』で「第46回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞。彼女が日本アカデミー賞で評価されたのは、2014年「第38回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞して以来のことだ。

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「15年、当時の所属事務所L社とギャラを巡ってトラブルになっていることを、週刊誌B誌が報道。L社とB誌は訴訟沙汰に発展。

結局、最高裁まで争ったものの、B誌は敗訴。B誌は、情報源はのんだと明かし、間接的にのんが負けたことになったのです」(芸能ライター)

B誌は、のんが月給5万円、パンツも買えないという貧困状況を掲載。一時はのんに同情が集まったものの、実際にはボーナスなどを含め、相当な年収があったことが裁判で判明した。

20年7月、最高裁はB誌の上告を棄却。B誌に計440万円の支払いを命じた二審東京高裁判決を支持した。

「のんは周囲に〝私の20代は干されて終わる〟などと嘆き、18年10月にL社に和解を申し込んだことも分かっています。しかし、それがなぜか週刊誌に漏れ、話し合いの内容まで書かれた。

これでL社が態度を硬化。結局、B誌もL社もどちらも折れることなく、最高裁までいったのです」(同・ライター)

のん本格復帰の日も近い?

のんは15年から民放の番組に呼ばれなくなり、いまだ本格復帰はできていないが…。

「昨年夏頃から毎日新聞のCMに出演。民放のCMでは、他にも多く見掛けるようになっています。CMですから別に民放番組への出番があったわけではありませんが、新聞がスポンサーに付くというのは決して悪い方向ではありません」(同)

のんは13年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍人気者となった。そんな背景もあり、NHKにはすでに何度も登場。加えて、今回の日本アカデミー賞受賞は、本人もSNSで喜びを伝えている。

「小さな映画賞ならともかく、日本アカデミー賞に選ばれたのなら、L社と和解かそれに近い状態にあるのかもしれません。

今回、のんが選ばれた優秀主演女優賞には、大ベテランの倍賞千恵子、若手ナンバーワンの広瀬すずの名前もありました」(映画関係者)

もっとも仮にL社と和解できたとしても、問題は残っている。現在、彼女は個人事務所で活動しているが…。

「独立の際に寄り添っていた〝取り巻き連中〟とは、まだ切れたという話は聞きません。その件に関しては一部で〝洗脳されていた〟などという報道もありました。

真相はともかく、アヤしげな話がスッキリしていない以上、なかなか民放も起用しにくいのではと思いますね」(同・関係者)

何はともあれ、のんに明るい未来はあるのか注目だ。

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