『クレイジージャーニー』人気企画を完全無視! 黒歴史化に悲しみの声

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

昨秋にレギュラー放送として復活した『クレイジージャーニー』(TBS系)が、1月30日に200回記念SPを放送した。

だが、ファンからは〝歴史修正〟だとして、笑いや疑問の声が上がっている。

番組はこれまでの放送200回、およそ4年分の放送の中から、名場面や記憶に残った旅を振り返っていく。

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MCの『ダウンタウン』松本人志、『バナナマン』設楽統、小池栄子が選ぶ名物ジャーニーSPとして、数々の映像を一挙公開していった。

しかしこの放送、過去に人気だった危険生物を捕獲する企画が、待てど暮らせど出て来なかったのだ。

人気企画にもかかわらず、存在すら消されたかのようなこの措置に、視聴者からは《加藤さんも紹介しろ》《加藤先生に誰も触れない闇》《でもやっぱり一番楽しかったのは加藤なんだよなあ》《加藤先生いないね》《加藤さんいないのは草》といった反応が上がったのだった。

番組終了のきっかけになった事件

だが、番組の歴史を紐解けば、この編集には〝やむを得ない〟と理解を示さずにいられないだろう。

「番組はかつて、爬虫類学者の加藤英明氏が危険生物をハントする企画を放送し、これが番組の看板と言っていいほどの人気企画に成長しました。

しかし、2019年8月、VTRで偶然捕獲したとしていた生物が、事前に準備していたものだったと判明し、同様のケースが過去10回あったことも分かりました。

TBSはこれを重く受け止め、『不適切な手法で視聴者の信頼を損なった』として番組を打ち切りに。

いわば、加藤氏は番組にとって〝黒歴史〟〝終了の戦犯〟であるため、徹底的にその存在を抹消したのでしょう」(芸の記者)

出演者がヤラセ自虐をすること自体は多くあるのだが、加藤氏の名前を出したことはない。黒歴史なのか、本人への配慮なのか…。

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