TBS火曜ドラマ撤退か…広瀬すず×キンプリでも爆死の大低迷期

永瀬廉 広瀬すず

永瀬廉 広瀬すず 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在、TBS火曜ドラマ枠で放送されている広瀬すず主演ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)が大爆死している。

これを受けて、〝TBS火曜ドラマ枠〟を見直す声が局からあがっているようだ。

『夕暮れに、手をつなぐ』は、初回の世帯平均視聴率8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)からスタートし、第2話6.6%、第3話5.9%と急降下している。

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「広瀬と『King & Prince』永瀬廉の青春ラブストーリーで、脚本は大ベテランの北川悦吏子氏。TBSとしては〝ヒット確実〟と思っていたことでしょう。しかし結果は、現在民放ドラマでドベ争いをするほどの悲惨さ」(芸能記者)

TBS火曜ドラマ枠といえば、2016年以降、『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』『あなたのことはそれほど』『花のち晴れ~花男 Next Season~』『義母と娘のブルース』『初めて恋をした日に読む話』『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』など、数々の大ヒット恋愛ドラマを送り出してきた。

しかし、ここ最近は低迷している。

フジテレビ月9と同じ過ちを…

「スタッフがいつも同じメンツで、同じような作品ばかり制作しているため、完全に飽きられていますね。

少し前までは〝恋愛ドラマといえばTBS火曜ドラマ〟とブランド化していたが、今はマンネリ化。1話を見て〝またいつもの恋愛ドラマか…〟と避ける視聴者が多くいるみたいです」(同・記者)

放送枠の色を決めるのは、ブランド化するうえでは必要なこと。しかし、それは諸刃の剣でもある。

「同じように失敗したのがフジテレビ月9。〝月9といえば恋愛ドラマ〟として長年ブランドを保ってきましたが、2009年頃から低迷。

それでも〝月9といえば恋愛ドラマ〟を守り、恋愛ドラマを量産した結果、視聴率が民放最下位レベルにまでガタ落ちしました。

そこで2018年、局内で組織・人員配置を変える大改革を行い、あわせて恋愛ドラマへのこだわりも捨てる決断を下すことに。

その結果、今ではTBS日曜劇場につぐ高視聴率枠へと復活したのです」(同)

広瀬すず×キンプリの恋愛ドラマをヒットさせられない時点で、TBS火曜ドラマにもはや恋愛ドラマを制作する力がないのは明らか。

早めに改革をしなければ、月9と全く同じ暗黒期を迎えることになるだろう。

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