『FE エンゲージ』の意外なモーションが手抜きすぎる!?「適当に作りすぎ」

『FE エンゲージ』の意外なモーションが手抜きすぎる!?「適当に作りすぎ」

『FE エンゲージ』の意外なモーションが手抜きすぎる!?「適当に作りすぎ」 (C)PIXTA

大人気SRPGシリーズの最新作『ファイアーエムブレム エンゲージ』が発売されて少し経つが、ゲーマーの評価は賛否を呼んでいる。そんな中、ツイッター上では“階段の昇り降り”のモーションが物議を醸していた。

階段の昇り降りに手抜き疑惑

ことの発端となったのは、「climbing stairs in video gaming」というアカウントが行ったツイート。同アカウントではあらゆるゲームの「階段の昇り降りモーション」だけをひたすら紹介しており、その1つとして「ファイアーエムブレム エンゲージ」が取り上げられた。

普段はあまり注目を浴びることのない要素だが、ほかのゲームと比べられたことで、「ファイアーエムブレム エンゲージ」の“昇り降りモーション”が微妙なクオリティだと言われてしまうことに。

たしかに同作ではキャラクターの上半身が直立不動のまま、階段を昇っていくモーションとなっており、そこだけ見ると違和感が拭えない。また下半身もヒザ関節が階段の段差に耐えきれず、ガクガクしているように見えるのがシュールだ。

同ツイートは国内外のゲーマーたちに拡散され、《適当に作りすぎワロタ》《歩き方おかしいし走ると階段から足浮いてるように見える》といった声を浴びている。

SRPGファンとしては些細な問題?

その一方で、《階段の昇り降りで違和感がないゲームって見たことない》と擁護するような意見も。

たしかにほとんどのゲームは、通常の歩行やダッシュのモーションを、階段の昇り降りにそのまま流用している印象だ。もちろん『メタルギア ソリッド』シリーズのように階段専用モーションを作っているゲームも存在するが、どちらかといえば少数派だろう。

また、《こんなところ気にしてるやついない》《拠点なんかファストトラベル使うんだからここは手を抜いていい》といった声も少なくない。そもそも同作のメインはタクティクス要素なので、「階段の昇り降り」はSRPGとしての面白さに影響しないと言われている。

実際、同作は少なくともゲーム性に関してはかなり好評で、傑作と名高い前作『ファイアーエムブレム 風花雪月』より面白いという声もあるほど。ただ、シナリオ面については好き嫌いがハッキリ分かれるようだが…。

次回作でも階段のモーションを気にするよりは、シナリオを改善するための努力を行った方が、ユーザーの満足度は上がりそうだ。

文=大上賢一

【画像】

Ranta Images / PIXTA