キムタクも惨敗!? アニメ『鬼滅の刃』が“日本最強”コンテンツを証明

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1月27日に木村拓哉の主演映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』が公開された。

日本の実写映画としては大ヒットといえる興行収入を記録しているが、日本最強コンテンツには、さすがのキムタクも歯が立たなかったようだ。

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主演の木村をはじめ、綾瀬はるか、市川染五郎、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀といった豪華キャストが集結した同作。

総製作費20億円、国宝・重要文化財での撮影なども相まって、東映創立70周年記念に相応しい大作として話題を呼んでいる。

もちろん映画は大好評で、1月30日発表の国内映画ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得。

さらに2月5日に大ヒット御礼舞台挨拶も行われ、公開から9日間で動員80万人、興収10億円を突破した。舞台挨拶には木村も登壇し、足を運んだファンに感謝の気持ちを述べている。

「実写映画低迷期である昨今に、ここまでのヒットを遂げるとは、いまだにキムタクの力は健在のようです。舞台挨拶翌日の公開10日目には累計成績が動員92万人、興収12億円を突破しました。

しかし、総製作費に20億円もかかっているので、興収12億円ではまだまだ大赤字。今後どこまで伸びるかが勝負どころですが、そんな同作の記録をいとも簡単に追い抜かす〝日本最強〟が影を潜めていました」(芸能ライター)

キムタクパワーも敵わず?

「レジェンド&バタフライ」が10日間で12億円を突破する裏で、2月3日からアニメ映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の上映がスタート。

公開から3日が経過した2月6日、「鬼滅の刃」公式ツイッターは《公開3日間で観客動員 81万3422人(興行収入 11億5876万5410円)と大変多くの方にご覧いただき、心より御礼申し上げます》と報告していた。

「今回のワールドツアーは、アニメ第2期にあたる『遊郭編』の第10話と第11話、そして第3期『刀鍛冶の里編』の第1話を劇場公開する、いわば総集編のような企画もの。

しかし、その売り上げは3日間で興収11億円を軽く突破し、世界的大ヒット作『トップガン マーヴェリック』の記録と同等の人気ぶりを見せつけています。

さすがは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で国内の歴代興行収入1位を記録した最強コンテンツです。

こうなると10億円を突破しただけで舞台挨拶までした『レジェンド&バタフライ』が惨めに思えてきます」(同・ライター)

赤子の手を捻るかの如く、木村主演の映画を抜いた「鬼滅の刃」。もはや日本の実写映画は、一生アニメに勝つことができないのかもしれない。

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