妻夫木聡　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

今期1、2を争うガッカリドラマ『Get Ready！』（TBS系）。主演の妻夫木聡をはじめ、藤原竜也、松下奈緒らには同情の声があがり、脚本や演出に批判の声が殺到している。

特にギャグシーンが不評で、「ずっと滑ってる」などと酷評されているようだ。

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法外な報酬と引き換えに、違法なオペをする闇医者チームを描いた同作。演出は映画、ドラマ、舞台で幅広く才能を発揮する鬼才・堤幸彦氏が担当している。

「TBS系の日曜劇場枠で放送されていますが、世帯平均視聴率は10％前後をうろうろ。最新話は9.6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と二桁割れしており、ここからもっと下がっていくかもしれません」（芸能記者）

「ギャグが全部滑ってんだよな…」

子ども向け特撮ヒーローのような稚拙な脚本や演出がウケていないのはもちろんだが、堤氏らしい演出も大不評。

警察官パートのギャグシーンや、占い師によるギャグシーンなどに対して、《なんかギャグが全部滑ってんだよな…》《ちょいちょいギャグ挟むの流行りなの？》《警察と占い師んとこで毎回イライラだわ》《警察官の転ぶ女がいや。演出家は面白いと思ってやってるの？》《女性の刑事がばったんばったん転ぶ演出が気持ち悪すぎる》《警察側のギャグがズレとる。どういう人が考えてるのかな》と批判が殺到している。

「不必要なギャグシーンといえば、放送中の西島秀俊主演ドラマ『警視庁アウトサイダー』（テレビ朝日系）もまったく同じ指摘がされています。

そしてこの作品の演出を担当している木村ひさし氏は、何を隠そう堤氏の弟子なのです。

師弟そろってズレたギャグシーンをゴリ押ししていることになりますね。ドラマシリーズ『TRICK』（テレビ朝日系）の成功体験がそうさせるのでしょうか…」（同・記者）

このつまらないシーンも、現場ではウケているのだろうか。