松本人志も呆れ…『クレイジージャーニー』新人スタッフの失礼発言が話題に

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

バラエティー番組『クレイジージャーニー』(TBS系)の新人ディレクターが、番組内で失礼な発言をしたとして、出演者と視聴者から苦言が寄せられている。

2月6日、番組は2000年前に沈んだという古代ローマの船を発掘するプロジェクトに密着。年間300日以上海外を飛び回るという、水中考古学者・山舩晃太郎氏に密着した。

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今回、山船氏と番組クルーはクロアチアに飛び、沈没船の調査を敢行。しかし、女性ディレクターはあまり調査の意義が理解できていないようで、的はずれな質問を繰り出し、山船氏が不機嫌になるような場面も多々見られた。

見事に2000年以上前の船の破片を発見し、山船氏は「価値ある大発見」と笑みを浮かべたが、女性Dは「これ見つかると嬉しいもんなんですか?」とポツリ。

「金貨より嬉しい」との返答に「金貨より?」「何が分かるんですか?」と畳み掛け、「金貨より何百倍も価値のある考古学の遺物です」と言われると無言に。

VTR後、スタジオの『バナナマン』設楽統、小池栄子、『ダウンタウン』松本人志のレギュラー陣は「ヒヤヒヤブロック」とフォローにまわり、スタジオの山船氏も「僕らにとっては大発見なんですけど、皆さんに響くか不安になってきました」とコメント。

唯一、松本だけは「彼女の感じも分からなくはない」「そんなすごいことなのか?って…」と失礼な女性Dに理解を示したが、山船氏は「僕が気分を害した理由もそこにありまして」と、本音を漏らし始めた。

女性スタッフが炎上「見ててスゴイ不快」

いわく、沈没船には盗掘品を売るトレジャーハンターがつきものだが、彼らは遺跡を破壊してから金目の物を探すため、遺物の保存をめざす考古学者にとっては許せないそう。

にもかかわらず、女性Dは「売ったらいくらになるんですか?」とたずねたそうで、山船氏は「僕らから見たら敵なんですね」と説明した。

これに設楽が「敵側の質問をしたと?」と聞くと、「その前に事前に説明をしたんですけど…」「1回目だったら僕も怒らないんですけど、何回か…」と、腹に据えかねるものがあったことを告白。

小池によると、女性Dは「クレイジージャーニー」のファンで、この番組のためにTBSに入社したそうだが、熱意を感じられない取材にレギュラー陣も呆れるのだった。

そして視聴者からも、《共感するとか考えないのかよ。見ててスゴイ不快》《番組側がフォローしてるとはいえ本当に失礼すぎる…番組は好きだけど考古学に興味ないんだったらわざわざ同行させんな》《うわあマジで怒ってたのかw》《質問酷すぎる 水中考古学の学者さんに失礼》など、苦言が噴出。無事に炎上したのだった。

好きな番組を自らの手で汚してしまうとは…。

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