『東リベ』アニオリ描写で不評原作を補完?“マイキー兄”の姿にファン歓喜

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

アニメ『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編の第29話『Christmas Eve』が、テレビ東京で2月6日深夜に放送された。

作中で原作を補完するようなオリジナル描写が登場。見事なファインプレーだったとして、視聴者から歓喜の声が上がっている。

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29話では、柴大寿の殺害を決意する八戒を止めるべく、花垣武道と稀咲鉄太らが手を組む展開に。翌日、武道は橘日向と下校途中に、稀咲の名を口走る。

すると日向は稀咲と小学生時代に同じ塾へ通っていたことを明かし、さらに2人が初めて武道と遭遇した時のエピソードを振り返るのだった。

「一連の流れは原作と同じ展開ですが、アニメ版だけ幼少期の武道の後ろに佐野万次郎(マイキー)の兄・真一郎の姿が描かれていたのです」(アニメライター)

※『東リベ』の物語に触れています

アニメのオリジナル描写に、原作ファンたちは驚きを見せている。というのも今回の描写は、原作の最終話付近で重要な伏線になってくるからだ。

「アニメのオリジナル描写が後に活きてくるのは、単行本31巻に収録されている273話のエピソード。同話で真一郎は〝タイムリープ〟の能力を持っていると明かし、過去を遡った際に小学生の武道と遭遇していたのです。

それが日向や稀咲と公園で初めて会った日のことで、真一郎はその時に武道へタイムリープの能力を譲り渡していたのでした。しかし原作では唐突に公園で遭遇したように描かれていたため、今回のアニメで補完したのでしょう」(同・ライター)

この描写にファンからは、《完結まで読んでた人にとっては激アツ演出!》《武道の後ろに真一郎くん仕込んでくれたの神! アニメスタッフさんありがとう!》《漫画だとそのシーンないよね? 最高なアニオリだわ》《最終章までアニメやり切ってくれるってことだよね?》などと歓喜する声が続出している。

原作の終わらせ方が散々だっただけに、今回のオリジナル描写はさぞファンの心に沁みたことだろう。

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