『鬼滅の刃』ワールドツアー上映に仰天クレーム「アニメ3話分を見た感じ」

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2月3日より『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が公開されたのだが、一部ファンから〝お門違いなクレーム〟が相次いでいる。

ワールドツアー上映とは、日本を含む80以上の国と地域で開催されるイベント。アニメ「鬼滅の刃」遊郭編の第10、11話と、4月から放送される「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編の第1話が映画館で上映される。

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「本編映像を全て4Kにアップコンバートし、音楽も劇場環境に合わせて再ミックスされているのですが、言ってしまえばテレビアニメ総編集のようなものです。

しかし、2月6日に発表された国内映画ランキング(興行通信社調べ)では、初登場1位を獲得しました。

『鬼滅の刃』公式ツイッターは《公開3日間で観客動員 81万3422人(興行収入 11億5876万5410円)と大変多くの方にご覧いただき、心より御礼申し上げます》と報告しており、注目度の高さがうかがえます」(映画ライター)

映画『鬼滅の刃』に的外れな感想…

ワールド上映の内容については、散々宣伝されていたものの、なかには趣旨を全く理解せず鑑賞した人もいるようだ。

その証拠に《これは映画じゃない。テレビ総集編ならそう言ってほしかった…》《クオリティーは申し分ないんだけど、制作側の手抜きが酷すぎる。テレビ映像のまんまじゃん》《最初1時間くらいアニメのおさらいで、上弦の鬼は集まっただけで戦ってないし、何が良いところなのか教えてほしい》《鬼滅の刃サイコー!…なんだけど、映画としては編集どうにかならないの? アニメ3話分を見た感じ》といった的外れの感想が上がっていた。

「この映画の魅力は、テレビアニメ3話分を視聴環境が整った映画館で楽しめるところ。

遊郭編の特に第10~11話は、まさに映画のようなクオリティーでしたし、テレビでは感じられないダイナミックな演出や、贅沢な音響を堪能できる部分に価値があるのです。

落胆している人たちは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のような完全新作を期待していたのでしょうけども、劇場に足を運ぶファンの99%が総集編だと理解したうえで鑑賞していると思いますよ」(同・ライター)

ワールド上映に文句を言っている人たちは、事前に映画の情報と概要を理解していなかったのだろう。

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