フジテレビ水曜ドラマから撤退か…『スタンドUPスタート』視聴率が瀕死

竜星涼 

竜星涼 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在放送中の竜星涼主演ドラマ『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)が壊滅的な視聴率を記録している。これによって、枠からの撤退も検討されているようだ。

『スタンドUPスタート』の世帯平均視聴率は、初回から4.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と爆死。その後、3.8%、3.7%、3.2%と下がり、瀕死の状態になっている。

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「このドラマが放送されているフジテレビ系水曜10時枠は、1991年10月~1992年9月、1998年4月~1999年9月、2013年4月~2016年3月、そして2022年4月~現在と、ドラマ枠を開設しては潰してを何回も繰り返しています。

枠がつぶれてきた理由は、もちろん視聴率が悪いから。となると、今回もまた撤退となり、4度目の敗北となるでしょう」(ドラマライター)

2022年4月から始まったこの枠で放送されたドラマは、間宮祥太朗主演の『ナンバMG5』、町田啓太主演の『テッパチ!』、山田涼介主演の『親愛なる僕へ殺意をこめて』、そして『スタンドUPスタート』。視聴率は右肩下がりになっている。

水曜ドラマは貢献できていない?

「水曜10時は、裏で日本テレビ系でもドラマを放送していますし、TBS系では『水曜日のダウンタウン』を放送。激戦区なので、視聴率が取りづらいのは仕方ない。

しかし、『ナンバMG5』は動画配信サービス『Tver』で結果を残したものの、他の3作品は壊滅状態。どんな言い訳もできない状況です」(同・ライター)

だが現在の民放各局は、ドラマ枠を増やす流れにある。

「フジテレビは『FOD』、テレビ朝日は『TELASA』といったように、民放各局は、自社が運営する定額制動画配信サービスの会員登録数を増やそうと動いています。

バラエティー番組よりもドラマ番組のほうが会員登録者数を増やせるため、ドラマ作りに力を入れているようですね。水曜ドラマがここに貢献していたら、もう少し延命されるかもしれません…」(同・ライター)

〝4度目の正直〟を期待したいところだ。

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