日本の夫婦「セックスレス調査」驚愕の結果

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日本の夫婦のセックスレスは47.2%に上るという驚愕の結果が、一般社団法人日本家族計画協会の調べで分かった。

調査は2016年10月と11月に実施され、16~49歳の男女1263人から有効回答を得て、2017年に第8回『男女の生活と意識に関する調査』としてまとめられた。2002年からスタートした同調査は、2010年の5回目までは厚生労働科学研究費補助金による研究事業の一環として行われてきた。第6回(2012年実施)以降、同協会が公益目的支出計画事業の一環として独自に調査を実施している。

調査結果では、既婚者が過去1カ月にセックスのないとセックスレス状態の夫婦は47.2%。さらにセックスに積極的になれない理由を聞いたところ、男性は《仕事で疲れている》が35.2%でトップ。次いで《家族(肉親)のように思えるから》(12.8%)、《出産後、何となく》(12.0%)となっている。一方の女性は《面倒くさい》(22.3%)、《出産後、何となく》(20.1%)、《仕事で疲れている》(17.4%)となっている。

さらに18~34歳の未婚男女に絞って分析した結果、結婚の意思について、《いずれ結婚したい》と答えたのは全体の83.9%。男性82.3%、女性85.7%と男女とも高い割合で結婚願望を持っている。

結婚することには前向きだが、一度も結婚をしない生涯未婚率は年々上昇し、少子化の傾向にも歯止めがかかっていないのが現実だ。同協会も次のように警鐘を鳴らしている。

「政府が取り組んでいる少子化対策は、既婚者、妊産婦、子供のいる方が対象となることが多く、未婚者への対応が手薄な感を否めない。若者たちの雇用の確保と経済的安定が図られないと、結婚どころか子供を持つなんて夢のまた夢なのかもしれません」

 

「結婚の利点」男女間で大きな差

今回の調査では、結婚の利点を尋ねたところ男女間で大きなギャップがあることも浮き彫りとなった。

25~29歳男性では56.1%とふたりにひとりは性的欲求が満たされることをメリットに挙げている。だが女性は34.2%と低く、約22ポイントの乖離が生じている。さらに30~34歳において、結婚することで“経済的な余裕が持てる”ことを挙げたのは、男性は15.2%にとどまっているのに対し、女性は4倍以上の61.1%に達している。

これらの結果からも分かるように、結婚の利点を男性は性的な充足が得られること、女性は経済的に安定できることとする傾向があるようだ。

「結婚への期待感に男女差が大きいと、若者たちは結婚をいつ、どのようなきっかけで決断するのか疑問が残ります」(同協会員)

男女とも結婚に対してはそれぞれ思いがあるようだが、セックスレスの割合だけは毎回更新されてしまう同調査。セックスレス大国になってしまった日本が、また元気になる日はやってくるのだろうか。

 

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