松本潤ほぼ出番ナシ…『どうする家康』主演不在で視聴率アップの皮肉

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』で、主演の『嵐』松本潤がすっかり消えていると話題になっている。

誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康(=元康)の生涯を新たな視点で描いた同作。第6話で元康(松本)は、駿府に捕らえられている妻の瀬名(有村架純)を取り戻そうと決意する。

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そこで、イカサマ師と呼ばれ、嫌われている本多正信(松山ケンイチ)の妙案に望みを託すことになった。

今川氏真(溝端淳平)は元康に対し、「降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにする」と通達。そこで正信は「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」という秘策を提案する。

これを実行したのは服部半蔵(山田孝之)と服部党の一味。難攻不落の上ノ郷城に忍び込み、鵜殿長照(野間口徹)の2人の息子を生け捕りにした。

「第5、6話と、元康はずっと正信と半蔵に頼っているだけで、ほとんど動いていません。出演時間も少なく、この2話は完全に正信と半蔵の物語でしたね」(芸能記者)

「松潤ウロウロしてるだけで終わった」

しかし、初回から下がり続けていた視聴率は、この第6話にして初めて上昇した。

「ほぼ元康が消えていた前回の第5話が大好評だったため、次回も見ようと思った視聴者が多かったようです。松本にしてみれば形無しの格好ですが、作品の評判を考えると嬉しいこと。とはいえ、やはり松本としては複雑な気分でしょう…」(同・記者)

ネット上では《松潤ウロウロしてるだけで終わった》《松潤主役なのに台詞が少ない。だが、それがいい》《視聴者の評判を見て、今後もほぼ猿回し的な存在になって周りの人たちが順々にメインになったりして》《ウロウロするだけなのに下手だったなw》《主演の松潤が1番演技が下手というのは見ててしんどい》と酷評が相次いでいる。

「そもそもこの作品は、家康がカリスマ性を発揮する物語ではなく、オロオロしながらも個性豊かな仲間たちに支えられていくストーリーだといわれています。この先も、仲間の活躍がメインになりそうなので、松本としては辛いところでしょう」(同)

なんとか、視聴者の心をつかむようなシーンがあればいいが…。

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