フジテレビが“テレ朝のセクハラ事件”を大特集! 潰し合いが勃発か…

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人気長寿ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の制作現場で起きたセクハラ事件を、他局であるフジテレビが独自取材で追い、話題になっている。

事件は映像大手制作会社・東映の60代現場スタッフ2名が、20代女性社員に対し、手袋越しに手を握る、執拗に連絡するなどのセクハラを行ったというものだ。

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「女性が社内の相談窓口に申し立てると、『我慢すべきだ』と握り潰されたため、労働組合に頼った結果、発覚・謝罪にいたりました。セクハラ行為は、『相棒』の現場でも起きていたとのことです」(週刊誌記者)

事件が発覚したのは2月13日。翌14日、『めざまし8』(フジテレビ系)はこの事件に迫り、被害を受けた女性の取材VTRを放送した。

女性は取材に対して被害を淡々と語り、社内相談窓口では「他の人にも同じことをしているから気にしなくて大丈夫」「モテてよかったね」などといって相手にされなかったことを明かし、「結構絶望しました」などとその胸中を語っている。

フジテレビが“アンチテレ朝”で取材攻勢?

コメンテーターの武井壮は、東映側の対応を「一番問題なのは相談窓口」「『モテてよかったね』とか最低の対応。なんの相談窓口にもなっていない」などバッサリ。

視聴者からも、《コレはキモい》《20代が60代のジジィを相手にするわけないだろが》《自分の娘くらいの年代の子に…》《相手にしてもらえると思う神経がヤバすぎ》など、厳しい声が相次いだのだった。

「今回の件はあくまで東映内での出来事。複数ある現場のうち『相棒』でも起きていたというだけで、テレ朝や『相棒』側の落ち度ではないでしょう。

しかし、フジとしてはライバル局の評判を落としたいし、人気コンテンツから少しでも視聴者を奪いたい意図もある。

今回の取材には、そんな〝競争意識〟が垣間見えますね。もっとひどいセクハラ事件でも、フジの取材班が独自に動くことはそうありませんから」(前出・記者)

フジの関係する番組でトラブルが起こった時、テレ朝は報復とばかりにこぞって報じるかもしれない。

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