人気芸人が“差別イジメ”された経験を告白…番組レギュラー陣の対応が物議

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2月22日放送の『スッキリ!』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ『ラランド』のニシダが幼少期の〝イジメ〟について告白。

ドイツ人に差別され、いじめられた経験が物議を醸している。

同日の番組には「ラランド」がゲスト出演し、スタジオにてニシダが帰国子女という事実が明かされた。

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ニシダはドイツとスペインの2カ国に住んでいて、英語も話せるという。

この話題からMCの加藤浩次は、ニシダがドイツ語やスペイン語も堪能なのかを質問。

するとニシダは「ドイツ人にイジメられてた」と告白し、その印象からドイツ語が話せないと告白した。

加藤から「ドイツ人を悪者にするんじゃない」とツッコミが飛ぶが、ニシダはキックボードをライン川に投げられるイジメにあっていたという。

しかし番組レギュラーの〝みちょぱ〟ことモデルの池田美優は「何かしたんでしょ?」とニシダのせいにする。

さらに番組で〝天の声〟を務める『南海キャンディーズ』山里亮太も「きっかけがある」「そうさせる何かを、ニシダさんしている」などと責めていた。

被害者を責める『スッキリ』レギュラー陣

幼少期のイジメ被害を告白したニシダを責めるような内容に、ネット上では怒りの声が続出。《いじめられる側に原因があって、悪者にされてるみたいで不快》《ヨーロッパはアジア人に対する人種差別が酷いのを知らんのか?》《なんで被害者側を責めてるの? 理解できないんだけど》《ドイツはアジア人差別酷いらしいな。多分笑えない事やられてる可能性ある》などと批判の声が上がっている。

「芸能人のイジメ告白といえば、出演者らが同情することがテレビ番組のセオリー。しかしニシダに厳しい意見が上がったのは、他でもない本人が〝クズキャラ〟だからかもしれません。

彼はクズエピソードが複数も出回っており、ギャンブル好き、借金苦、ファンからお金をもらう、ひも生活で二股、大学2回退学、など挙げればキリがありません。そのため出演者たちも、ニシダに問題があったと考えてしまったのでしょう。

とはいえ彼のイジメ被害は、今の人格が形成前と思われる幼少期。出演者たちのツッコミは、配慮が足りない発言だと言えます」(芸能ライター)

このイジメには人種差別問題も絡んでいそうなだけに、笑い事ではない。

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